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簡単にできる!“デスクワークの疲労”回復法

2014年12月11日 公開

坂詰真二( スポーツ&サイエンス代表)

なぜ、ストレッチが疲労回復に効果的なのか?

 ストレッチは、筋肉の緊張を和らげ、血液の循環を良くし、疲労回復を早める。

 ストレッチに大切なことは、呼吸。呼吸を止めながら行なうと、筋肉の緊張が増し、また血圧も上がる。ゆったりとした呼吸で行なうと心身をリラックスさせ、疲労回復を促進する副交感神経を刺激できる。

 ストレッチの姿勢をとる際は、ゆっくり息を吐きながら筋肉を伸ばす。伸ばしきったところで、1~2回ゆったりと呼吸をする。各ポーズを、3~5セット繰り返すのが望ましい。

 ストレッチには、関節の可動域を広げる効果、つまり身体を柔軟にする効能もある。これは、肩こりや腰痛の予防に。また、歩幅が狭いなどの運動機能低下も改善させる。効果的に運動できる身体を作ることにもなる。

 下の「自宅で行なうストレッチ」は、全身の血液循環を促進する動きだ。交感神経が活発になり、興奮状態になるため、寝る前にはやや不向き。帰宅してすぐにやるといいだろう。

 

〔1〕深く腰掛け、背もたれに背を乗せる。足は前に出し、かかとは床につける。両手は後頭部に。

〔2〕ひざを伸ばし、足を前に出す。上体は後ろに反らせ、両肘を外に開く。胸と腹が伸びる位置で呼吸を止めずに8秒間静止。

〔1〕足を前後に開き、両手はお尻の下で組む。上半身の力を抜いて、顔は真正面を向く。

〔2〕上体を後ろに反らす。胸を張り、あごは真上に。両肘は真っすぐに伸ばす。楽に呼吸をしながら8秒間静止。

 

〔1〕足を肩幅に開き、つま先は少しだけ外向きに。両手を真横にあげ、息を吸う。

〔2〕片足に重心を乗せ、その足の方向に上体をねじる。息を吐きながら、腕を身体に巻きつける。片腕は前に、もう一方は背中に。

〔3〕ねじれを戻す反動を利用して、〔1〕の体勢に戻る。両腕は開き.息を吸う。

〔4〕反対の足に重心を乗せ、上体をひねる。息を吐きなから、腕を振る。動きを徐々に大きくしながら8往復する。

〔1〕肩幅より大きめに両足を開く。息を吸いながら、腕は頭の上に上げ、軽くクロス。

〔2〕片ひざを曲げ、重心を乗せる。息を吐きながら肘を曲げ背中のほうへ引き寄せ、胸を張る。

〔3〕重心を両足に戻し、〔1〕の姿勢に。息を吸いながら腕を頭の上でクロスさせる。

〔4〕反対のひざを曲げ、重心を移す。息を吐きながら肘を曲げ、背中のほうへ。テンポよく8回繰り返す。

 

<掲載誌紹介>

2014年12月号

<今月号の読みどころ>「若い頃は夜遅くまで働いても大丈夫だったのに、最近は翌日に疲れが残る……」。 ちょうど40歳くらいを境に、そんなことを感じ出す人は多いはずです。 このままでは仕事のパフォーマンスが落ちるだけでなく、病気のリスクも高まります。 どこかで「長時間労働」や「ストレスフルな働き方」を見直すとともに、食事などにも気を配り、自分の体調を「マネジメント」する必要があるのです。 本特集では「仕事術」と「健康術」の両面から、ビジネスマンの「疲れ解消」について徹底的に掘り下げます。「疲れた」が口グセの人は必読の一冊です!

 

THE21

 

BN

iyashi

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