ホーム » WEB連載 » ずっと仲間だった彼に、いまさら告白なんてできません……恋愛相談室

ずっと仲間だった彼に、いまさら告白なんてできません……恋愛相談室

2017年03月06日 公開

井上香織

「好きです」なんて言えない

相談内容

数年前に帆船レースで知り合った彼を、最近ちょっと好きになりました。

今まで一緒にレースをやった仲間って思ってきていたので、今ごろになって実は好きですなんて、とてもじゃないけど言えません。だからといって相手の様子を探りながらというのもイヤです。

彼と2人で出かけるようになったのはここ1年半ぐらいだけど、ほんと友達みたいな感じで、彼も一緒に出かけてくれるから私のことを嫌いではないと思います。でも私としては気になる存在と思ってしまった以上、相手の気持ちを確かめないと、うずうずしたまま日がたってしまうのがイヤです。

友達には、「今度会ったときには気持ちを聞く」と宣言をするんだけど、いざ彼の前に出ると言えません。

こんなときはどうしたらいいのでしょうか?

(27歳、会社員) 

 

告白した後、彼の答えがNOだったとしたら……という不安

アドバイス

詳しいことが書いてなかったので、彼の年令や職業、性格等がよくわからないのですが…。とりあえず、あなたが彼とおつきあいをしている中で、告白を考え、悩むくらいですから、彼にほかの女性はいない、ということなのでしょうか? もしも、そうならば迷う必要は全くないと私は思います。

帆船というのはヨット、と解釈していいのかな? レースにも出場するくらいだから、おふたりとも、海が好き、帆船が好き、という大きな共通点があるのですよね。私はディンギーと、数人乗りの小型のヨットに乗せていただいたことがあるのですが、とにかく海風が心地よく、(海面にお魚の姿も見えたりして)気持ちがリフレッシュされました。もちろん、私のように、ロープの結び方も知らないお客さまで乗るのと、レースの方達とは感じ方も違うとは思いますが。

それにしても。会社にお勤めしながら、そんな素敵な時間の過ごし方を知っているなんて、素晴らしいことだと思います。そして、その中で出逢った彼です。きっと、強い絆のようなものがあるに違いないと、私は思うのですが……

仲間や友達関係から恋愛に発展するケースは少なくありません。ただ、必ずネックになってしまうのは、告白した後、彼の答えがNOだったとしたら……という不安です。しかし、あなたが、今のままの曖昧な状態が嫌なのであれば、打破するしかありません。

寒くなると、帆船はシーズンオフになってしまうのではないですか? できれば、ふたりの愛する海辺で気持ちを打ち明けてほしいと、勝手に私は思っています。海は決してやさしいだけではないことを知っているあなたなら、きっとどんな局面をも切り抜けられるはずです。

笑顔のお便りをお待ちしています。もしも、もしも、もしも。哀しい結果になってしまったとしても、またお便りください。一緒に海に向かって「ばかやろーっ!」と叫びましょう。

 

※PHP研究所のWebサイト「PHP INTERFACE」で連載した「井上香織先生に聞く恋愛相談室」から再掲載したものです。

iyashi

著者紹介

井上香織(いのうえかおり)

青山学院大学文学部教育学科卒。学生時代にはシンガーソングライターとして、アルバム『めざめの刻に』他を発表。また、ラジオのDJ、作詞、詩集『サイレント・レター』(サンリオ)も。大学卒業後は私立高校で英語教師として勤務するかたわら著作活動を続ける。著書は『25歳の辞表』(徳間書店)、『オードリー・ヘプバーンの恋愛講義』(河出書房新社)、『MON CHERI』(KKベストセラーズ)、『放課後』『恋愛歌』『“あなた”からの卒業』(講談社)、『それでもあなたに逢いたくて』『それでもあなたが好きだから』『淋しいのはあなただけじゃない』(大和書房)、『蜃気楼の彼方に』(幻冬舎)他多数。

関連記事

編集部のおすすめ

井上香織先生の恋愛相談室

井上香織

菅野泰蔵先生に聞く「こころ相談室」



WEB特別企画<PR>

WEB連載

アクセスランキング

WEB特別企画<PR>

WEB連載

iyashi
  • Facebookでシェアする
  • Twitterでシェアする

ホーム » WEB連載 » ずっと仲間だった彼に、いまさら告白なんてできません……恋愛相談室