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自分から別れ話を切り出しましたが、どうしても彼を忘れられません……恋愛相談

2017年03月30日 公開

井上香織

忘れられない大好きなひと

相談内容

大好きな人と別れました。結局は彼に他に好きな人ができたからだったのですが、「好きな人でもできたの?」の問いには「ちがう」の一点張り。そのわりに遠距離だというのに連絡も途絶えがちに。問いただしてもはぐらかされるし、じっと耐えるのにも疲れて別れ話を私からお膳立てして終わりとなりました。

自分の方がかなり年上だったこともあって、物分かりのいいふりをしてしまっていました。彼を失ってしまうのが恐くて言いたいことも言い出せず、別れ話ですら自分から切り出してしまう始末。ほっとかれるのがつらくてそうしてしまったものの、どこか自分の内で納得がいってないようで半年以上経った今もメソメソ暮らしています。

彼が新しくつきあい始めた彼女のホームページを知ってしまい、そこに綴られたつきあい始めるまでの話や幸せそうな日記をもう見たくないと思いながらもつい毎日のように読んでしまいます。

こんな自分がイヤでしかたありません。友達も「引きずり女!」と、あまり話を聞いてくれなくなりました。どうしたらこんな毎日から抜け出せるんでしょう。

(29歳、女性、会社員) 

 

親からもらった自分という存在に自信をもって!

アドバイス

「もしかすると、私より好きな人ができた」

そう問いただしてもはぐらかすばかりの彼。そして、胸につのるいいようのない不信感と焦燥感。自分から言い放ってしまった「別離」の言葉。そして、訪れる孤独。あなたは、今、とても辛い孤独の中にいることと思います。

私も、その慟哭は知っているので、その痛みはよくわかります。友達に「引きずり女」だなんて、言われても、もし、そこに大好きだった彼の新しい彼女のHPがあったら、つい読んでしまう。それは、仕方ないことでしょう。

私だって、もしも、そうだったとしたら絶対に読んでしまうと思う。泣きながらでも、彼の気持ちや行動、そして、新しい“彼女”や自分に対する気持ちをきちんと知っておきたいと思うことは決して、不自然なことではない。

はじめて、あなたがその彼女のHPに書かれている記述を目にしたとき、おそらく、体に震えがくるほどの驚愕が、あなたを襲ったことと思います。辛かったことと思います。

しかし、この状況を打破する方法は私には思い浮かびません。ごめんなさい。「新しい出逢いを求めれば」とか、「海外に旅行にでも行くのはどうですか」とか、気分転換の方法はいろいろあるけれど、なにをしてもずっしりと彼とのことが重い、そんなあなたの気持ちがよくわかるから。

ただ、ひとつだけ言えるのは、あなたが自分自身をいやになったり嫌いになったりする必要は全くないってこと。

あなたは相手を思いやることのできる、とてもやさしい人。親からもらった自分という存在に自信を持つことです。頑張れ!

iyashi

著者紹介

井上香織(いのうえかおり)

青山学院大学文学部教育学科卒。学生時代にはシンガーソングライターとして、アルバム『めざめの刻に』他を発表。また、ラジオのDJ、作詞、詩集『サイレント・レター』(サンリオ)も。大学卒業後は私立高校で英語教師として勤務するかたわら著作活動を続ける。著書は『25歳の辞表』(徳間書店)、『オードリー・ヘプバーンの恋愛講義』(河出書房新社)、『MON CHERI』(KKベストセラーズ)、『放課後』『恋愛歌』『“あなた”からの卒業』(講談社)、『それでもあなたに逢いたくて』『それでもあなたが好きだから』『淋しいのはあなただけじゃない』(大和書房)、『蜃気楼の彼方に』(幻冬舎)他多数。

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