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あなたの同僚にもいるかも?“隣の億万長者”の習慣とは

<PR> 2017年04月03日 公開

そもそも、億万長者はどのくらいいるのか

野村総研の調査によれば、資産1億円以上5億円未満の「富裕層」は114.4万世帯。資産5億円以上の「超富裕層」の数は7.3万世帯。日本の総世帯数は5,340万程度なので、ざっくりいえば45世帯に1世帯が富裕層ということになる。クレディ・スイスが発表する「2016年度グローバル・ウェルス・レポート」では資産総額100万ドル(約1億1000万円)以上の日本人富裕層の数は282万人とあり、どちらの数字を取るにせよ、いわゆる富裕層は約40~45人に一人、ということになる。「意外と多い」と感じられる人も多いのではないだろうか。
しかも、彼らの大半はいわゆる「セレブな人たち」ではない。ごく普通の暮らしをしている人のほうが圧倒的に多いのだ。普段、何げなく歩いている中で、こうした「億万長者」たちとすれ違っている可能性は高い。
だが、彼らは「自分がお金持ちであることをひけらかさない」。だから、その真の姿はなかなか見えてこないのが現実だ。
そこで本記事では、古今東西の億万長者および、我々が取材等で実際に接してきた億万長者たちの習慣と、一見お金を持っていそうで、実はそうでもない人たちの習慣を対比しながら紹介していきたい。

隣の億万長者は「人前で自分のお金の話をしない」
お金に不自由な人は「自分の稼ぎや資産を自慢する」

冒頭で述べたように、本当に資産を持っている「お金持ち」は、決してその話を人にひけらかさない。もしあなたの周りに「株でいくら儲けた」「自分は一生遊んで暮らせる資産を持っている」などと自慢げに話している人がいたとしたら、それは真のお金持ちではない、ということだ。
そもそも億万長者にとって、自分の資産の話をすることはリスク以外の何ものでもない。お金を貸してくれと言われたり、お金目当ての人が寄ってきたり、挙句の果てに「あいつはお金持ちだからリストラ候補にしてもいいだろう」などとされる恐れもゼロとは言えない。
「妻と財布をあまりたびたび人に見せると、どちらも借りられる恐れがある」とはベンジャミン・フランクリンの言葉だが、今、自分の持っているお金の話はなるべくしないほうがいい。また、自称「大金持ち」の話は疑ってかかるべきだろう。
今、お金のあるなしにかかわらず、お金持ちになるための大切な習慣だ。

隣の億万長者は「収入源を増やそうとする」
お金に不自由な人は「給料を増やそうとする」

では、真の「億万長者」になるにはどうしたらいいか。まずは今の仕事で成果を上げ、年収を増やそうと考える人もいるかもしれない。だが、この考え方には落とし穴がある。いくら年収が高い仕事についても、その仕事から追われてしまえば、たちまち「収入ゼロ」になってしまうからだ。
だからこそ、億万長者たちは年収を増やすことよりも、「複数の収入源を持つ」ことを心がけている。本業で働きながら不動産投資をして、月々の家賃収入を得るというのはその代表。また、収入自体は少なくても、週末に趣味を生かした「副業」をするというのも一つの手だ。
裏を返せば、億万長者になっても仕事を続ける人は多いということ。彼らにとっては本業も「複数の収入源」の一つ。そうなると、自然と働き方に対する意識も変わってくる。成功や出世にあくせくせず、余裕のある働き方ができる。そして仕事の結果とは、得てしてそういう人についてきたりするものだ。
あなたの隣に「仕事ができるのに、なぜか余裕がある人」はいないだろうか。それはひょっとしたら「隣の億万長者」かもしれない。

「お金持ち」は複数の収入減を持っているもの

隣の億万長者は「長時間残業をしない」
お金に不自由な人は「深夜も土日も仕事をする」

億万長者が長時間残業をしないのは当然といえば当然だが、そもそも、彼らは資産がそれほど多くないときから長時間残業をしない傾向がある。というのも、彼らは「お金のことを考える時間」を定期的に持つことを大切にしているからだ。
それは1日30分でも、あるいは週に1時間でもいい。自分の家計を見直したり、投資に関する勉強をしたりといったいわゆる「マネーリテラシー」を高めるための時間を持つ。それが資産を増やす近道であることを、彼らは知っているからだ。マネーの知識ほど、得れば得るほど見返りが得やすいものはない。
「残業代を稼ぎたい」という人もいるだろう。だが、得られる時間外手当はせいぜい1時間2,000~3,000円といったところだ。たとえば、家計の見直しにその1時間をかければ、そのくらいの額は十二分に削減できるだろう。
そもそも残業が多い人は、その疲れやストレスから浪費に走りやすく、結果的に残業代をパーにしてしまう人も多い。まずは週1時間でもいいので、「お金のことを考える時間」を持つようにしよう。

隣の億万長者は「つねに複利で考える」
お金に不自由な人は「稼いだお金をすぐに使う」

多くの「お金持ち本」で共通して示されている「億万長者になるコツ」がある。それは「お金持ちは常に複利で考える」ということだ。
複利とは何かを簡単に説明すると、投資によって増えた利子を使わず、そのまま再投資に回すという考え方のこと。
年率10%で運用したとすると、1年後には100万円が110万円になる。ここで増えた10万円を使わずに110万円を再投資し、また年率10%で運用すれば、投資開始から2年後には121万円になる。これが複利だ。
元本を増やさずに投資した場合と1万円しか違わないのでは、と思われるかもしれないが、複利が真の力を発揮するのは「長期」の視点を持ったとき。先ほどの121万円を再投資して……と、年率10%での複利投資を計10年続けると、当初の倍以上の235万円になる。さらに10年続けるとなんと611万円。つまり、20年で資産を6倍に増やすことができるのだ。
もし、増えた10万円を毎年使ってしまい、100万円ずつ年率10%で運用したとすると、20年で得られる利息は計200万円。その差は歴然だ。
つまり、複利で考えるとは「長期で考える」ということ。コツコツ続けることがやがて、大きな成果を生み出すことを、お金持ちたちは知っているのだ。

隣の億万長者は「家族との時間を大事にする」
お金に不自由な人は「家族よりも仕事を優先する」

「日本の資本主義の父」と呼ばれる実業家・渋沢栄一は「家族を大切にしている人は間違いない」と、その人の家族への接し方を人材採用の基準にしていたという。
お金は家族と並んで自分の一番近くにあるもの。家族を大事にできない人は、お金をも大事にできない。だからこそ億万長者はなるべく残業をしないし、土日は家族サービスに努める人が多い。
ただ、実は億万長者が転落する原因の多くも「家族」にあるのだ。たとえば、アメリカの億万長者たちが最も恐れていることは「離婚」だという。お金があるからとあちこち出かけてばかりいては、家族と疎遠になりがち。その結果、もし離婚となると、莫大な財産を持ち去られてしまうことになる。
また、仕事ばかりにかまけて家族を顧みなかったがために、配偶者がとてつもない浪費をしてしまい、後から知って愕然とする、という例もしばしば聞く。
「お金があれば家族が幸せになれる」のではなく「家族が幸せだからお金も増えていく」。家族を大事にすることが、お金持ちへの近道かもしれない。

「家族団らん」がお金持ちへの近道かも?

隣のお金持ちは「自分の生活スタイルを守る」
お金に不自由な人は「年収に合わせて生活スタイルを変える」

「年収600万円の人より、年収1,000万円の人のほうが、生活が苦しいことが多い」――ファイナンシャルプランナーへのインタビューなどでよく聞く話の一つだ。その理由は単純で、年収が上がるとその分浪費してしまう人が多いから。とくに、年収1,000万を達成できるような人は、向上心が強い人が多い。その向上心が「年収が上がった分、相応にぜいたくな生活をしたい」という欲望につながりやすいのだろう。
億万長者に共通する資質、それは「お金があってもなくても、生活習慣を変えない」こと。世界一の大金持ちとして知られるウォーレン・バフェットは、若い頃から今に至るまで、毎日コーラとハンバーガーの食事。元経団連会長だった土光敏夫は毎日のようにメザシを食べ続けた。「お金がある分だけいい生活をする」のではなく、「お金があってもなくても、自分に一番合った生活習慣を守る」ことが、億万長者の絶対条件なのだ。
昼に豪華なランチを楽しむ起業家風のビジネスマンより、安い牛丼をかきこんでいるサラリーマンのほうが、実はよほどお金持ちかもしれない……。

隣の億万長者は「下がっているものに注目する」
お金に不自由な人は「上がっているものに飛びつく」

明治から昭和初期にかけて大学教授・造園家として活躍した本多静六は、著書『私の財産告白』にて自身の蓄財法を赤裸々に明かしたことで知られている。その言葉に「好景気時代には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を」というものがある。彼の蓄財法はドイツ留学時代に恩師から教わったものだというが、本多はその教えを実行し、たとえば関東大震災後に暴落した株を買い、直後に暴騰して大いに儲けたり、誰も見向きもしなかった秩父の山林を買い、50年後に2万円が5,000万円にもなったという。
実際、多くの億万長者は、「今、上がっているもの」には目を向けない。それはすでに人気が出てしまって、あとは落ちる可能性が高いからだ。一方、下がっているものに関しては、もしその問題が解決されれば後は上がるのみ。
陰謀論好きの人は、「お金持ちは独自の情報を持っていて、それによって株価の動向などがわかる」と考えがちだが、そんなことはない。ほとんどの人が新聞やニュース、書籍など、誰でも手に入る情報を見ている。だが、その情報のどの部分に着目するか、どう解釈するかが、お金持ちとそうでない人を分けるということだ。
あなたの周りに、周りの人と常に意見が一致しない、ある意味「空気が読めない人」はいないだろうか。実はそんな人ほど億万長者であったりするかもしれない。

隣の億万長者は「寄付をする」
お金に不自由な人は「とにかく倹約しようとする」

鉄鋼王と呼ばれたアンドリュー・カーネギーいわく「百万長者の特徴をご存じだろうか? 収入が常に支出より多いことだ」。お金持ちになるためには無駄遣いをしないこと。これは、多くの億万長者たちが実践していることである。
だが、それは単に「がめつい」のとは違う。本当にいいと思ったものにはしかるべき対価を払うし、投資すべきと思ったものには思い切って投資をする。
「タマゴボーロ」で有名な竹田製菓の元社長で、日本有数の投資家としても知られた竹田和平氏は、「貯める」と「溜める」は違うものだと説いた。「溜める」は、本来消費されるべきものや解消されるべきものを排出せずに囲い込むこと。だが、お金は本来、巡り巡って世の中を良くしていくものであり、「溜める」ばかりでは誰にも利益をもたらさない。むしろお金を「貯める」、そしてそのお金を世のためになるよう「使う」ことで、結果的に自分にもより多くのお金がもたらされるという。
だからだろうか、多くの億万長者が多かれ少なかれ「寄付をする」という習慣を持っている。しかもその習慣は、大金持ちになる前から続けられていたことが多い。
もちろん、少額からでもいい。「寄付をする」という習慣を持つことで、あなたにお金のいいサイクルが巡ってくるかもしれない。

「人のために使ったお金は、やがて自分に還ってくる」ことをお金持ちは知っている

「お金に振り回されない」生活を送るために

ここまで、「隣の億万長者」の習慣について触れてきた。最後に一つ加えるとしたら、「お金を大事にしつつ、お金に振り回されない」ことを挙げたい。
「武士は食わねど高楊枝」などという言葉もあるように、日本にはお金を忌むべきものとして考える習慣がある。だが、そうした発想のままではいつまでたっても「億万長者」の仲間入りはできない。
だが一方で、お金に振り回されてしまうのも問題だ。「財産は、賢者にあっては奴隷の地位にあるが、愚者にあっては支配者の地位にある」とは、古代ローマの哲学者であるセネカの言葉だが、年収が上がるにつれてお金を余分に使ってしまう、1円でも多く稼ぐために家族を顧みずに残業するなどはまさに「お金の奴隷」になってしまっている状況と言える。
お金持ちになることを目指しつつ、お金と「適度な距離感でいい付き合いをする」ことをぜひ、心がけていただきたい。

※19歳未満の方の購入又は譲り受けは法律で禁じられています。払戻金も受け取れません。
※1 当せん金は、売上金額や当せん口数によって変動します。
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参考文献:
『となりの億万長者』(トマス・J・スタンリー、ウィリアム・D・ダンコ著、早川書房)
『大富豪のお金の教え』(パン・ヒョンチョル著、阪急コミュニケーションズ)
『花咲かじいさんが教える「人」と「お金」に愛される特別授業』(竹田和平著、PHP研究所)
『私の財産告白』(本多静六著、実業之日本社)
『ギリシア・ローマ名言集』(柳沼重剛、岩波書店)

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