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「続けられない自分」を変える方法とは?

2015年12月14日 公開

大平信孝(行動イノベーション協会理事長)

続けられる人は、未来から逆算している

「味わう」とは、「習慣化した未来の自分」先取りして、実感していくことです。続けられる人は、習慣化した未来の自分から「逆算」しているのです。「今日から頑張って努力して続けよう」とは考えません。すでに続けられている未来から逆算して、「自分が続けているということは、こういうふうにやったんだろうな」と考えます。ですから、続けられない今の延長線上に、何か新しく続けたいことをつけたすのではないのです。

この未来を味わうことを、毎日1分間で誰にでも実行できるようにしたのが「エモーショナル・ハビット」です。具体的には、習慣化シートを作成し、行動したくなる感情を50秒だけ毎日味わい、10秒で実際に行動します。シンプルで楽しいから「続けられる」のです。

「習慣化シート」というのは、続けた結果訪れる未来の目標達成した自分をビジュアル化したものです。それを眺めて、感情を味わうことで、モチベーションのガソリンにするのです。そして、目標達成にプラスになる「10秒でできる小さなアクション」を積み重ねていくのです。

 

「毎日1分」からはじめる習慣化

まずは、「続けられたら味わいたい」と思う場面をいくつかイメージします。続けられたら「こうなる」という未来の場面を妄想してみましょう。そして、味わいたい感情(感情のゴール)を書き出します。ワクワク、スッキリ、ほんわか、充実感、達成感、仲間との一体感などです。

感情のゴールは絵でビジュアル化してみましょう。上手に書くことよりも、手を動かしながら具体化していく事がポイントです。そして、全てが順調にいったとしたら、感情のゴールを味わえる日を具体的に記入します。

「感情のゴール」に近づくために10秒でできる具体的な行動を3つ書き出します。拙著「『続けられない自分』を変える本」(フォレスト出版)でも具体的に紹介していますが、例えば、ビジネス英語を身につけたい場合であれば、

英会話の音声を流す、英語で10秒話してみる、インターネットで英語のニュースを読むなどが考えられます。

習慣化シートが完成したら、シートを毎日使って次の2ステップを実践します。<ステップ1>毎朝50秒、習慣化シートを見て「味わいたい!」と思う場面を味わう。<ステップ2>10秒アクションをする。毎朝1分実践することはこの2ステップだけです。

ぜひ気軽に実践して、達成した未来の自分の感情を味わい10秒アクションからスタートしてみてください。朝1分だけ、時間をとることができれば、あなたも「続けられる人」に変わっていけるはずです。 

iyashi

著者紹介

大平信孝(おおひら・のぶたか)

行動イノベーション協会理事長

1975年長野県上田市出身。就職活動に失敗し、職を転々とした20代。「どうして自分は仕事も英語の勉強もジム通いも続けられないのだろう?」と、自分を責め続け苦しむ。あるとき、「続けられる人」になるには法則があることを発見し、人生ががらりと変わる。人生の転換期に実践した1分間セルフコーチングをまとめたデビュー作「本気で変わりたい人の行動イノベーション」(秀和システム)がベストセラーに。会社経営者、オリンピックアスリートをはじめ5500人以上の夢の加速実現・行動習慣化のサポートや研修を実施。著作に『「続けられない自分」を変える本』(フォレスト出版)などがある。

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