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業界別・あなたの仕事と働き方はこう変わる!

2016年04月18日 公開

中原圭介(経済アナリスト) 渡邉正裕(ジャーナリスト)

エネルギー

競争激化で消費者にはプラスだが、事業者は苦しく

電力小売全面自由化により、ソフトバンクが料金引き下げ競争の先鞭をつける一方、資源燃料の状況は変わらない。世界的に供給過剰の状態が続き、石油関連事業では利益率が低くなる。再生可能エネルギーはピークを過ぎ、新規参入しても投資の回収は難しい(中原)。

それでも雇用は安泰

外資が参入できない守られた市場である。そのため、今後も業界は盤石。その中でも最も安泰なのは競争相手のいないガス業界である。また、電力自由化が叫ばれているが、供給ルートを含めた自由化は当分先の話なので、リストラされる見込みは少ない。(渡邉)。

 

医療・介護

市場は拡大するが、国内のみでは限界も

医療従事者の給与にも反映される診療報酬本体の引き下げが進めば、高齢者医療で市場は拡大しても、医療・介護従事者の所得は増えるとは限らない。世界の潮流である病院の株式会社化によって、積極的に海外の富裕層を患者として取り込めるかが今後のカギ(中原)。

賃金はともかく、食いっぱぐれのない業界

国が最低賃金を引き上げない限り、人件費は横ばいの見込み。ただ高齢化に伴い、人手は圧倒的に不足。また、外資の参入の見込みも少ないため、この仕事に就く限り、何歳であっても仕事を続けることはできる可能性が高い(渡邉)。

不動産・住宅メーカー >

iyashi

著者紹介

中原圭介(なかはら・けいすけ)

経済アナリスト

1970年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。経営・金融のコンサルタント会社、アセットベストパートナーズ㈱の経営アドバイザー。企業・金融機関への提言、執筆・セミナーで経営教育・経済教育の普及に従事。幅広い視点から経済や消費の動向を分析し、その予測の正確さには定評がある。『中原圭介の経済はこう動く 2016年版』(東洋経済新報社)など著書多数。

渡邉正裕(わたなべ・まさひろ)

ジャーナリスト/MyNewsJapan社長兼編集長

1972年生まれ。慶應義塾大学卒業後、日本経済新聞社に入社。2004年にMyNewsJapanを設立。同社代表取締役社長・編集長。綿密な取材で、日本の雇用・労働に関する問題に切り込む。代表作は『トヨタの闇』(ビジネス社、共著)、『10年後に食える仕事、食えない仕事』(東洋経済新報社)など著書多数。

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