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「胃腸の不調」を放置すると、こんな深刻な病気に!

2016年09月11日 公開

江田 証(医学博士)

「よくあること」と軽く見てはいけない!

 

 体質に変化が訪れる40代。日々のストレスもあり、胃腸の調子が悪いと感じる人も多くなる。すると、当然、仕事のパフォーマンスにも多大な支障が出る。元気な胃腸を保つにはどうすればいいのだろうか? 消化器の専門医として最前線の医療に携わる江田証氏に、その秘訣をうかがった。

 

がん、糖尿病、認知症まで!? ピロリ菌がもたらすリスク

 40代は、胃腸に関してもさまざまな変化が起こる時期です。

 まず、胃については、ピロリ菌に感染しているかどうかが重要なポイントになります。

 ピロリ菌に感染するのは、ほとんどの場合、幼い時期です。そして、いったん感染すると、ほぼ100%の人が、自覚症状がないまま「慢性胃炎」になります。その炎症はジワジワと進行し、30代になる頃には胃粘膜が薄くなって変色する「萎縮性胃炎」になります。さらに40代になると、胃に腸の粘膜が生える「腸上皮化生」という現象が起こります。すると胃がんの発生率が上がります。

 

デコボコした部分が腸上皮化生

 

小腸のパワーダウンが大腸の病気を招く >

iyashi

著者紹介

江田 証(えだ・あかし)

医学博士

1971 年、栃木県生まれ。自治医科大学大学院医学研究科卒業。ピロリ菌に感染した胃粘膜で胃がん発生に重要な役割を果たすCDX2遺伝子が発現していることを、米国消化器病学会において世界で初めて発表。自身が院長を務める医療法人社団信証会江田クリニックでは、国内外から訪れる1 日200 人もの人々の胃カメラ・大腸カメラ検査、診療を行なっている。『一流の男だけが持っている「強い胃腸」の作り方』(大和書房)他、著書多数。

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