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これさえあればほぼ通じる!「20の基本動詞」とは?

2017年03月04日 公開

佐藤洋一(英語学習コンサルタント)

40代からは「語彙を増やさない」!

 40代から英語を学ぶことのハードルを高くしていたのは、「まずは暗記で語彙を増やすことが必須」という思い込みだったのかもしれない。「実は、わずか20の基本動詞で『伝わる英語』の第一歩は踏み出せる」という斬新な方法論で注目されている、ビジネス英語学習のカリスマコンサルタント・佐藤洋一氏にお話をうかがった。

 

日本人は難しい単語を使いすぎだった!?

 英語習得を決意したものの、「さて、何から手をつけたらいいのだろうか?」と迷っている人は多いでしょう。そんな人たちにお勧めしたいのが、まずは中学・高校で習って知っている「手持ちの英単語」をいかに活用するかを考えることです。

 たとえば、単語帳や辞書で「滞在する・駐在する」を調べると、resideやinhabitといった難しい単語が出てきます。高級で、ビジネスマンとしてふさわしい感じがする単語かもしれません。しかし、勉強を始めたばかりの人がこうした難しい単語を一生懸命覚えようとすると、挫折につながります。

 しかも、ネイティブが実際にどういう単語を使っているかといえば、「stay at」とか「stay with」と言っていることが多いのです。stayという単語を知らない人はいないでしょう。

 私は、博士論文のための研究で、英語でのミーティングを書き起こし、どのような単語が使われているのか分析したことがあります。その結果わかったことは、ネイティブが使っている単語はそれほど難しくないということ。そして、日本人のほうがむしろ難しい単語を使っているということでした。ネイティブがseeとかplayといった誰でも知っている簡単な単語を使う場面で、日本人はobservationとかactivityといった単語を使っていたのです。

 ですから、最初から難しい単語やフレーズを覚えるのではなく、まずは知っている単語をうまく活かすことで、自分の言いたいことを表現する練習をしましょう。英語は言語学的には動詞中心の言語なので、とくに動詞が重要です。誰でも知っているわずか20の基本動詞(あとの表参照)を活用するだけで、かなりのことが表現できます。この方法なら、挫折もしにくいのではないでしょうか。実際、企業で長年教えていて、この方法で英語嫌いを克服した人をたくさん見てきました。

 

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著者紹介

佐藤洋一(さとう・よういち)

英語学習コンサルタント

1983年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。現在、東洋大学、青山学院大学、明星大学、放送大学で非常勤講師を務めるかたわら、関東、関西、北九州圏を中心に、日本国内のグローバル企業で英語学習コンサルティングを行なっている。朝日カルチャーセンターの講座も好評。「教育復興フォーラム」主催。主な著書に『第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『英語は20の動詞で伝わる』(かんき出版)などがある。

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