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あらゆる疲れは 「脳疲労」が原因!?

2017年05月18日 公開

梶本修身(医学博士)

カラオケボックスで「一人ランチ」のすすめ

 夜の睡眠だけでなく、昼間の生活習慣でも気をつけたいことがあります。それは、「勤務時間のなかで必ず息抜きの時間を作ること」です。

 とくに都会に住んでいる人は、通勤時間も含めると、勤務時間は10時間近くになります。その間は誰かと一緒にいたり、誰かに見られている時間が続きます。つまり、自律神経がずっと緊張状態に置かれているのです。

 そこでぜひやってみていただきたいのが、昼休みに一人になれる時間を持つことです。あるいは誰も自分を見ていない、誰も自分を知らない空間に身を置くだけでもいいでしょう。会社の人と一緒にランチもいいのですが、たまにはカラオケボックスやインターネットカフェなどパーソナルスペースのある場所にコンビニ弁当を持ち込んで食べるのもいいでしょう。一人でほっとできる時間を持つことで、自律神経を緊張状態から解放してあげることが大切です。

 先ほど、自律神経の疲れは活性酸素が原因だと述べましたが、活性酸素の発生を抑える食材としてお勧めしたいのが、鶏の胸肉です。イミダペプチドという成分に抗酸化作用があり、疲労を軽減してくれることがわかっています。1日に鶏の胸肉を100グラム食べることで、効果的に摂取できます。最近は、コンビニでもサラダ用に加工されたタイプのものを買うことができます。疲れが出る前の朝や昼に食べれば、夕方からの疲労度がかなり軽減されるでしょう。

 昼は自律神経をいたわり、夜は十分な睡眠で自律神経を回復させることで、脳疲労を抑えながら、健康な生活を送るようにしてください。

 

THE21 2017年5月号より

 

取材構成 前田はるみ

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著者紹介

梶本修身(かじもと・おさみ)

医学博士 /東京疲労・睡眠クリニック院長

1962年生まれ。大阪大学大学院医学研究科修了。東京疲労・睡眠クリニック院長、大阪市立大学大学院疲労医学講座特任教授。2003年より産官学連携「疲労定量化及び抗疲労食薬開発プロジェクト」統括責任者を務める。ニンテンドーDS『アタマスキャン』のプログラムに携わる。近著『なぜあなたの疲れはとれないのか?』(ダイヤモンド社)ほか著書多数。

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