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情報を刻み込む! 「記憶ノート」の作り方

2017年09月11日 公開

碓井孝介(司法書士)

まず「問題集」から読み始める理由とは?

 資格取得のための試験勉強を例にして、暗記ノート作成における3つのステップをご説明しましょう。

 1つ目の「暗記する情報をしぼる」では、基礎を学ぶための教材、応用を学ぶための教材、そして問題集の3つを準備し、問題集→基礎→応用と読み進めます。一般的に、基礎→問題集の順番ではないかと思われるかもしれませんが、限られた時間で効率的に勉強するには、覚える必要のない情報までインプットしなくて済むように、まず、情報を選択することが重要になります。その点、問題集には出題されるほど重要な情報があらかじめしぼり込まれているのです。なお、問題集を読んでいる段階で内容を理解する必要はありません。

 次に、基礎・応用・問題集の3冊の教材のうち二冊に書いてあった内容だけ、暗記ノートの「しぼる欄」に書き込んでいきます。2冊の教材に共通した内容は、試験に出る可能性が高いからです。

 書き込むときに注意するのは、教材に書かれている内容を丸々書き写すのではなく、なるべく自分が理解しやすい言葉に置き換えながら書くことです。教材は、1文が長く覚えにくい文章が多いので、修飾語を取り除いた主語・述語のシンプルな文章に直すとよいでしょう。

 ちなみに、基礎を学ぶ際の入門書として私がお勧めしているのは新書です。専門書を選ぶと、内容が難しすぎて挫折しやすいのですが、新書はわかりやすく、すらすらと最後まで読めるので、基礎知識を得るのに最適なのです。

 その際、ただ読むだけではなく、「まとめると」「要するに」といった言葉や、太字や赤字、あるいは「7つのポイント」など数字を使っている箇所、その周辺に書かれていることに注意しながら読んでいくと、覚えるべき情報を判断しやすくなります。

「連想」を利用して言葉と情報をまとめよう >

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著者紹介

碓井孝介(うすい・こうすけ)

司法書士

1984年、北海道生まれ。暗記を中心とした独自の勉強法で、難関大学に現役合格。在学中に司法書士試験、卒業後に公認会計士試験に合格。大手監査法人勤務、資格スクール講師を経て、現在は司法書士として実務に携わる。著書に、『頭のいい人は暗記ノートで覚える! 「時間は半分、成果2倍」の勉強法』(三笠書房)など。

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