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あの「ひふみん」も大注目! 「世界最大の将棋大会」とは?

2017年10月24日 公開

THE21編集部

将棋ブームで盛り上がる「テーブルマークこども大会」


加藤九段も期待する「未来のプロ棋士」が、今年も誕生するかも

史上最年少のプロ棋士にして、プロ史上最多の29連勝を記録した藤井聡太四段の活躍をはじめ、映画『3月のライオン』のヒットなど、今年は将棋に関する話題がニュースになっている。

そんななか、いま大きく注目を集めている将棋大会があるのをご存じだろうか。それは、『将棋日本シリーズ「テーブルマークこども大会」』。「将棋日本シリーズ」とは、プロの公式戦の一つである「JTプロ公式戦」と、子どもたちが実際に将棋を指して学ぶ「テーブルマークこども大会」が一体となった将棋イベントで、毎年全国11の会場で行われている。その「テーブルマークこども大会」が、このところの“将棋ブームで例年にない盛り上がりを見せているという。来る11月19日(日)に幕張メッセで行なわれる「東京大会」をPRする記者会見の様子を交えて、この大会について紹介しよう。

 

多くのプロも経験。世界最大の将棋大会

全国11カ所の会場で行われる「テーブルマークこども大会」。2017年は、6月に行われた「北陸・信越大会」を皮切りに、既に10会場での開催が終了。いままさに将棋が世間の耳目を集めていることもあり、各会場とも、昨年を大きく上回る子どもたちが参加した。

そしていよいよ、11月19日(日)には、「東京大会」が行われる。昨年は約2,600人の子どもたちが参加した最も大きな大会である。2012年には、「同時に1カ所で行われた将棋の対局数ナンバーワン」(対局数は1574局)として、「ギネス世界記録」として認定されている。名実ともに「世界最大の将棋大会」といっていいだろう。

またこの大会が注目される理由がもう一つある。それは、この「テーブルマークこども大会」の参加者から、いま注目のプロ棋士たちが輩出されていることだ。

先に触れた藤井聡太四段は、2011年の東海大会・低学年の部の優勝者。また、その藤井四段が公式戦の連勝記録を29に伸ばすなか、30勝目を阻んだ佐々木勇気六段は、小学校三年生の時に2003年の東京大会・低学年の部で優勝し、翌2004年には高学年の部でも優勝している。

そして、2017年第58期王位戦で羽生善治王位を破り、自身初のタイトルを手にした菅井竜也王位は、2002年の岡山大会・高学年の部で準優勝し、翌年、翌々年には2年連続で優勝している。ほかにも、多くのプロ棋士、女流棋士、タイトル保持者が「テーブルマークこども大会」を経験している。


昨年の東京大会の様子。大きな会場に、たくさんの子どもたちの“将棋熱”がみなぎる

とはいえ、この大会は決して、プロを目指すようなハイレベルな子どもたちだけのためのものではない。対局は、低学年部門/高学年部門に分かれて、3勝すればトーナメント戦へ進出する。敗れてしまったら、そこからは「自由対局」に移り、いつもと違った相手と自由に腕を磨くことができる。

今年からは、ブロック対局に参加せず自由対局のみの参加も可能になった。初心者で、まだ棋力が十分には身についていない子どもでも大会に参加できるわけだ。

記者会見で挨拶に立った日本将棋連盟の佐藤康光会長も「大会の規模だけでなく、親しみやすさもこの大会の大きな魅力」と語る。ブロック対局、トーナメント戦を勝ち抜いた子どもたちは、その際は和服に着替え、プロと同様の環境で決勝ステージを戦う。「プロの目から見ても、非常にレベルの高い将棋が繰り広げられます」と佐藤会長。実際に経験した子どもたちにとっては誇らしく、またその様子を見守る子どもたちにとってもまさにあこがれの舞台と言えるだろう。


挨拶に立った日本将棋連盟の佐藤康光会長。「このブームを一過性のものに終わらせず、さらに将棋界を盛り上げていきたい」

 

対局以外の催しもたくさん!丸1日でも飽きないイベント

記者会見では、総合プロデューサーを務める大会事務局の稲葉眞弘氏から、改めて今年の大会の盛況ぶりについて説明があった。

「これまでの大会の参加者は昨年の約四割増し。会場によっては、キャパシティー以上の申し込みがあり、予定よりも申込み〆切を早めたところもあった」という。東京大会も例年以上の子どもたちが集まるのは確実だろう。


大会プロデューサーを務める大会事務局の稲葉眞弘氏。「対局以外の催しもたくさんあり、親子で一日いても飽きないイベント。ぜひたくさんの方々にきていただければ」

また対局以外の催しについても説明があった。まず、自由対局に参加した子どもたちには、オリジナルの「駒型消しゴム」がプレゼントされる。全種類集めたいという子どもも多く、自由対局に参加する大きなモチベーションになっているようだ。また抽選により、プロ棋士や女流棋士、奨励会の会員から指導を受けながら対局できるコーナーもある。今回の東京大会では、昨年の150名から210名に定員をアップし、より多くの子どもたちに参加できるようにするという。

またスポンサーであるテーブルマーク社の冷凍食品を試食できるコーナーもあり、人気を集めている。テーブルマークの商品などが当たるクイズラリーも実施されるなど、親子で楽しめるイベントも用意されている。

また、東京大会だけの新企画として、ロボットとの対局を体験できるイベントも実現。「電王手一二さん(でんのうしゅいちにさん)」という双腕型の将棋代差しロボットで、これまでのロボットに比べて、よりスムーズ、かつ正確な着手が可能という。将棋ゲームとはまた違った、新しい形の対局を体験できることだろう。

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