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転職「嫁ブロック」を乗り越える3つのコツ

2017年11月13日 公開

高本尊通(プロフェッショナルバンク ヘッドハンター)

転職の壁となる「嫁ブロック」とは?

既婚男性が転職する際に壁となる「嫁ブロック」。その理由として、会社の知名度や生活環境変化への漠然とした不安といったことが挙げられるが、なかでも多いのは年収が下がるから。ではどうしたら嫁ブロックを防ぎ、乗り越えられるのだろうか。昨年度のヘッドハンター・オブ・ザ・イヤーを受賞し、プロフェッショナルバンクで3、40代を中心に転職支援を行うカリスマヘッドハンター高本尊通氏にうかがった。

 

ベンチャーへの挑戦 妻から猛反対

有名国立大卒で大手コンサルティングファームに勤めていたAさん(男性・30代半ば)。ITサービスのコンサルティングをしてきた経験をいかして、事業所側に移りキャリアを構築しようと転職活動を始めました。設立5年未満のベンチャー企業を受け、無事に内定を獲得。「ここでなら仕事の裁量が大きく、自分の可能性を広げながら成長できる」と確信し、希望に満ちあふれながら妻に転職の意思を打ち明けました。

ところが予想外に妻からの猛反対に遭いました。ネックになった一番の問題は年収が大幅に下がるということでした。現職ではおよそ1000万円なのが、転職後はいったん200万円下がる約800万円にまで落ちることがわかっています。

「わざわざ年収が下がる会社に移るなんて考えられない」「それであなたは本当にいいの?」となかなか妻は納得しません。最終的にAさんは「妻が反対するので内定を辞退します」と泣く泣く断りました。

このように既婚男性が嫁ブロックに遭い、転職を断念するケースをよく見かけるようになりました。その要因の一つは女性が自立するにつれて、パートナーのキャリア形成に対しても意見をはっきりと主張するようになってきたからではないでしょうか。ましてや高学歴で高収入のAさんのようなビジネスパーソンは、奥様も同じように高学歴で高収入の場合が多くあります。お互いの収入により将来の安定が保障されるなか、夫の突然の決断に妻は強い拒否反応を示します。

「まず奥様に相談してください」 >

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著者紹介

高本尊通(たかもと・たかみち)

プロフェッショナルバンク ヘッドハンター

1972年3月7日生まれ。大学卒業後、大手総合人材会社に入社。大手特別法人営業グループ責任者を経て、ソリューションコンサルティング担当マネジャーとして活躍後、2004年、株式会社プロフェッショナルバンク設立に参画。これまで約7千人あまりのキャリアに携わり、特に30代、40代の転職市場の現場に長く携わってきた。2012年にビズリーチ社の日本ヘッドハンター大賞、同年から2年連続でリクナビNEXT AWARD MVAを受賞するなどし、16年にはビズリーチ社によるヘッドハンターランキングで約1500人中第1位を獲得している。

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