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やる気が出ないときの「モチベーション回復」 4つのポイント



2013年11月21日 公開

THE21編集部

『THE21』2013年12月号(「やる気」総力特集号)より》

 

「やらねばならないことがあるのに、やる気が出ない」……
人間なら誰しも、そういうことがあるはずだ。
そんなとき、プロフェッショナルなどジネスマンはどうやって自分を奮い立たせているのだろうか?
また、やる気を持続させるためには、どうすればいいのだろうか?

そこで、『THE21』2013年12月号<総力特集・どんなときでも「やる気が出る人」に変わる方法>第2部では、さまざまなジャンルで活躍されている5人のプロフェッショナルに、それぞれが実践されている“モチベーション回復法”をお聞きした。

 

◆お話をうかがった方々とテーマ(本誌登場順)

山元賢治(〔株〕コミュ二カ代表取締役)
 ・嫌だと感じる仕事から真っ先に解消する         

水野和敏(元日産GT-R開発責任者)
 ・“求める”のではなく“尽くす”働き方をする        

山崎 元(経済評論家)
 ・ほんとうに必要な仕事かどうかを見極める           

美崎栄一郎(ビジネス書作家)
 ・目先の仕事だけではなく将来をイメージする        

工藤真由美(〔株〕ワーク・ライフバランスパートナーコンサルタント)
 ・嫌な仕事にこそ120%の力で取り組む 

 

ここでは、そのエッセンスを4つにまとめてみた。


気乗りしないからこそ全力で

 目の前にある仕事に手をつける気がしない。手をつけても、ダラダラとしてしまう。それではモチベーションが上がるわけもなく、生産性も低くなる。

 元アップル・ジャパン社長の山元賢治氏は、「嫌な仕事こそ、真っ先に片づけるべき」と言う。モチベーションを下げている要因を先に取り除いてしまうことが重要だからだ。先延ばしにすると、頭の片隅に残って、他の仕事にまで悪影響が出る。

 ワーク・ライフバランスのパートナーコンサルタント・工藤真由美氏は、「つまらないと思う仕事に全力を注ぎ、成果を上げれば、やりたい仕事をするチャンスが巡ってくる」と言う。逆に、つまらない仕事だからと力を抜くと、仕事ができない人だと思われて、好きな仕事をさせてもらえるチャンスをもらえない、という悪循環に陥る。


逃げないよう自分を追い込む

 モチベーションを上げるためのしかけとして有効なものの1つが、締め切りを設けることだ。締め切りの効果は、誰しも実感したことがあるだろう。

 長期にわたる仕事の場合は、締め切りがなかなかやってこない。だから、自分で仕事を細かく区切って、締め切りを作ることが必要だ。

 また、目の前の仕事から逃げないことも重要。「やる気が出ないから、しばらく他のことをしよう」ではダメなのだ。経済評論家の山崎元氏が言うように、他のことはいっさいせず、しなければならないことだけに向き合わざるを得ない状況を作ることで、やる気が湧いてくるだろう。

 仕事で不愉快なことがあったから、趣味に逃げる、というのもNG。仕事の不愉快は仕事で解決するしかない。


ほんとうに必要か考え直す

 それでも、どうしてもやる気が出ない仕事というものもあるだろう。その場合は、「ほんとうに、やらねばならないのか?」と改めて考えてみることも大切だ。「実は、やらなくても問題ないことも多い」と山崎氏は言う。

 ビジネス書作家の美崎栄一郎氏は、「自分がやらなくても、他人に任せられる仕事であれば、他人にやってもらう方法を考えるべき」と言う。また、誰にでもできるつまらない仕事を“自分にしかできない仕事”に変えることも有効だ。美崎氏は、昼食の弁当を買ってくるという仕事を与えられたことがあるという。同じ弁当を人数ぶん買ってくるだけだと、やる気がしない。そこで、1人ひとりの好みを把握して、それぞれに合った弁当を買ってくるという仕事に変えた。もちろん周囲の評判は上々。楽しい仕事になったと言う。


その先にあるものを意識する

 仕事をしていて困難にぶち当たると、心が折れて、モチベーションが下がるものだ。そうなると、目の前の困難にばかり目が向かいがちになる。

 しかし、そんなときこそ、大局的な視点を持つことが重要。自分が何のために仕事をしているのか、改めて考え直してみるといい。

 元日産GT-R開発責任者の水野和敏氏は、仕事とはお客や世の中に“尽くす”ことだと言う。このことを忘れて、自分の“欲”のために仕事をするから、挫折を感じるのだ。

 山元氏は、“なりたい自分”を意識して、それに向かって仕事をすることが重要だと言う。そうすれば、仕事に対して当事者意識を持つことができ、他責的になることがない。モチベーション低下の大きな原因は、他責的に考えることにあるのだ。


ぜひ、自分に合うものを実践していただきたい。

 


<掲載誌紹介>

2013年12月号

<読みどころ>仕事で成果を上げるためには、ビジネススキルを磨く前に「やる気」を出すことが大前提です。どんな状況下でも、やる気を出せるのがプロフェッショナルの条件。しかし、仕事のマンネリ化や人間関係の葛藤、成果プレッシャーなど、仕事の中でやる気を阻害する要因はさまざまです。そこで今月号の特集では、どんな逆風にもひるむことなくモチベーションを高く保つ方法論について、各界のプロフェッショナルに聞いてみました。

THE21

 

BN



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