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あなたの好きな「歴史漫画」ランキング【2014年調査)



2014年07月02日 公開

歴史街道編集部

 今回のお題は、「あなたの好きな歴史漫画は?」です。不朽の名作から最近の話題作、そして意外な異色作まで様々な作品をお寄せいただきました。早速ランキング結果をご紹介しましょう。

第1位 『三国志』(横山光輝) 18.9%
第2位 『お~い!竜馬』 (小山ゆう、武田鉄矢)  6.6%
第3位 『花の慶次』(原哲夫、隆慶一郎) 6.5%
第4位 『バガボンド』(井上雄彦、吉川英治) 6.0%
第5位 『キングダム』(原泰久) 3.8%
第6位 『あさきゆめみし』(大和和紀) 2.6%
第7位 『日出処(ひいずるところ)の天子』(山岸涼子) 2.3%
第8位 漫画『日本の歴史』 2.2%
第9位 『ベルサイユのばら』(池田理代子) 2.0%
第9位 『へうげもの』(山田芳裕) 2.0%
第9位 『るろうに剣心』(和月伸宏) 2.0%
第9位 『蒼天航路(そうてんこうろ)』(王欣太、李學仁) 2.0%
 

竜馬を押さえ、『三国志』が堂々の1位

 第1位は、横山光輝の『三国志』。2位に大差をつける断トツの得票でした。単行本全60巻に及ぶ大作ですが、これで三国志を知ったという方も多いのではないでしょうか。

 コメントには、「壮大な物語にグイグイ引き込まれる」(30代男性)、「登場人物が多彩」(40代男性)という絶賛の数々。スケール感溢れる歴史物語に加え、劉備、孔明、曹操など、それぞれの魅力がしっかりと描かれているところが読者の心を掴んでいます。「連載時から好きだった」(50代男性)という往年のファンから、「ゲームで三国志に興味を持ってハマった」(10代女性)と、幅広い世代にわたって愛される名作です。

 第2位は維新の立役者である坂本竜馬の青春を描いた『お~い! 竜馬』。「本作の影響で『竜馬がゆく』を読み、竜馬ファンになった」(40代男性)という声が多く、原作者の武田鉄矢さんの竜馬に対する熱い想いに打たれた方が多いようです。「明るく活き活きとした竜馬の生き様が魅力的」(30代女性)と、幕末史をわかりやすく描き、竜馬の魅力を際立たせている点が人気の秘密なのでしょう。

 

慶次、武蔵も健在

 僅差で第3位となったのは、戦国武将・前田慶次の奔放不羇な生き様を描いた『花の慶次』。「痛快でかっこいい!(30代男性)というご意見が圧倒的でした。「仲間との信頼関係や男臭さが最高にいい!」(30代女性)、「筋の通らない事に立ち向かう姿に惹かれる」(40代男性)とも。

 第4位には、無双の剣豪・宮本武蔵を描いた『バガボンド』。「臨場感溢れる真剣勝負と、人間心理のリアリティが秀逸」(30代女性)と、剣士ならではの求道心の描写が、作品に深みを与えています。「ひとコマひとコマが芸術作品」(20代男性)と絶賛されるほど迫力ある絵も魅力です。

 第5位は、農民出身の主人公・信と、秦の始皇帝・政の物語を描いた『キングダム』。『三国志』同様に物語の壮大さとキャラクターが魅力に溢れ、「主人公たちが苦難に立ち向かい、成長する姿に心打たれる」(10代女性)という感動作です。

 

下位には意外な作品も!?

 全体的には戦国や幕末、あるいは中国の動乱を扱った作品が多く見受けられましたが、それ以外の時代を扱った意外な(!?)作品もランクインしています。

 第6位には、「源氏物語」を題材とした『あさきゆめみし』。ほぼ女性票でしたが、「古典の勉強になる」(10代女性)というご意見の通り、古典の世界が楽しく学べるので受験勉強に励む男子にもお薦めです。女心の勉強にもなるかも!?

 第7位の『日出処の天子』は、超能力者で同性愛者であるという設定で、若き聖徳太子を捉えた異色作。「創作と忘れてしまうほど、史実をうまく取り入れた構成と美しい絵が魅力」(30代女性)と、想像が掻き立てられる作品です。

 そして第8位は漫画『日本の歴史』。こちらは出版各社から出ているシリーズをまとめて集計させていただきました。こうした学習漫画は歴史研究の大家が監修していることが多く、歴史を大掴みに捉えるには最適だと、司馬遼太郎もどこかで書いていました。

 第9位の『ベルサイユのばら』は、フランス革命時代の男装の麗人オスカルと王妃マリー・アントワネットらの人生を描いた作品です。20~40代女性の支持がほとんどで、「きらびやかな世界観に引き込まれる」(20代女性)。アニメや舞台などで愛され続ける名作です。

 同じく第9位に並んでランクインしたのは、戦国、幕末、中国動乱の3作品でした。『へうげもの』は「茶という文化面から戦国時代のこれまでにない魅力を描き出している」(20代男性)、『るろうに剣心』は「幕末明治の登場人物が、それぞれ信念を持っていてかっこいい!」(30代女性)、『蒼天航路』は「魏からの目線で曹操の魅力を見事に描き出している」(30代女性)とのことで、親しみのある時代でもひと味違った切り口が評価されたのではないでしょうか。

 今回も多くのご回答をいただき、有難うございました!

 

さて、以上、第11回の結果発表でした。いかがですか。

意外、想像通り、私なら……。ぜひ、あなたもご参加ください。

現在募集中のお題・WEBでの投稿は  こちら  から。

第12回 あなたが選ぶ戦国名場面は? のランキング結果は、『歴史街道』2014年8月号(7月6日発売)誌上で発表しています。

定番か、波乱か? こちらもぜひご覧ください。

 

<掲載誌紹介>

2014年8月号

7月号の読みどころ

「亭主はおるか。御用改めであるぞ」。
祇園祭宵々山にあたる元治元年(1864年)6月5日。京都に潜伏する浪士らの不穏な企みを察知した新選組は、その夜、二手に分かれて市中探索にあたり、近藤勇率いる一隊が三条の旅籠池田屋を突き止めました。そして近藤たちは、僅か四人で屋内に踏み込む決断を下します。小説や映画、ドラマでもおなじみの池田屋事件ですが、実はこれまで多くの虚構を交えたまま描かれてきました。監察の山崎丞は池田屋に潜入していたのか、古高俊太郎は何を供述したのか、桂小五郎はいたのか…。150年目の今、事件の不明な部分を整理しつつ、浪士らの思惑と、劣勢でも闘いに向かう新選組の覚悟を描き、池田屋事件の真実に迫ります。
第二特集は「台湾と日本人」です。

歴史街道

 

BN

 


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