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東大卒の作家が考える「大切なことは学業から学べない、は本当か?」

2018年04月19日 公開

田丸雅智(ショートショート作家)

「小説家なのに」という固定観念に惑わされない

ところで、冒頭の「境界線」の話に戻りますと、いまは「小説家なのに、なぜそんなことを?」と言われる機会が多くなっています。それは執筆をベースにしつつも、ショートショートを広めるための様々な活動を日々行っていることに関係しています。

たとえば一番新しい話で言えば、昨年からショートショートガーデン(SSG)という小説投稿サイトを有志とともに立ち上げ運営しはじめました。

このサイトから派生したイベントも開催しました。イベントではゲストに声優の秦佐和子さんや中西優香さんをゲストにお迎えして、現地でお客様とショートショートをフィジカルに楽しんでもらうような活動もしています。

いち作家が運営するWEBサービスに、「なんで小説家がWEBサービスを!?」「それも投稿サイトを!?」と良い意味でも悪い意味でも、さまざまな反応があります。

小説家とは小説を書いているだけの人。そういうイメージ、固定観念があるのではと思います。

小説家という道を選択し、「東大卒なのに」「理系なのに」と言われてきたわけですが、いまはそれに「小説家なのに」という声が加わりました。

誰かが引いた境界線。自分で引いた境界線。世の中には、じつにいろいろな境界線が存在しています。

ですが、それに惑わされるのはもったいないことだなと思います。「境界線」は時に「常識」というものに名前を変えたりもしますが、これについても同じことです。

無意味な境界線などにとらわれず、やりたいこと、やるべきことを信じてやる。

ぼくはいまでも変わらず、そういった姿勢を持っています。そしてそれは元をたどればすべて学業へとつながっていて、本当に感謝しています。

 

【お知らせ】田丸雅智のオンラインサロンが開設されました!

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