海外に紹介したい「日本の祭り」といえば?【投票受付中】

歴史街道脇本陣、今月のお題はこちら!海外に紹介したい「日本の祭り」といえば?
2019年06月21日 公開
※本稿は、三浦瑠麗氏公式メールマガジン[三浦瑠麗の「自分で考えるための政治の話」](https://lully.president.co.jp/)より、抜粋して掲載したものです。
本日は、中野円佳さん著『なぜ共働きも専業もしんどいのか―主婦がいないと回らない構造』(PHP新書)をご紹介します。
中野さんは日経新聞社に勤めていた経験のある方で、転職後、現在はシンガポールに住みながらフリーのジャーナリストをされています。
本書は、とかく対置されがちな専業主婦と共働きの妻が、どうして両方とも生きづらくしんどいのかということを丁寧な取材を通じて明らかにしています。とは言っても、専業主夫を選んだ夫のケースもふんだんに出てきており、ジェンダーが逆になったとしても必ずしもその構造から抜け出せないことが指摘されています。
「専業主婦」であることの「罪悪感」を持つ人がいるのはなぜなのか。今の子育て世代はなぜ、少ない人数しか子供が育てられないような環境なのか。家事代行サービスを頼みにくくさせているものは何なのか。日本の家庭ではどれくらい各国に比べて家事に手間がかけられているのか。働き方を見直すとすれば、どこを変えればよいのか。
本書は、こうした問題に対して、非常に詳細な説明をしてくれています。私がとりわけ感銘を受けたのが、取材で1つ1つの辛さを訴える声を拾いながら、俯瞰した目でその辛さを生み出している構造を指摘できている点です。
誰が悪い、あるいは専業主婦がズルい、共働きがズルい、ではなく「構造」に目を向けるべきとする冷静な分析は、いつも理知的な著者の面目躍如たる所があります。
中野さんは2児の母であり、日本とシンガポールで子育てを経験し、大企業も、中小規模の事業所も、フリーランスも、専業主婦も経験されている。その経験の中で、視点を変えればこう見える、という気付きを蓄積していったのでしょう。
この本は、英才教育を成功させたり、バリキャリを実現したり、あるいは子どもではなく自分の生きがいを極めるためのノウハウ本では決してない。
あっちを立てればこっちが立たず、という状況下で、正解はないけれど、こんな形もあるのではないか、という調整方法を提示し、かつみんながもう少しハッピーになるような構造の変革を提示する。
新世代のフェミニズムとは、このような合理主義アプローチと温もりのある共感との両立にあるのではないか、という気にさせられました。ぜひご覧になってみてください。
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