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大坂の陣、参陣するなら、徳川方? 豊臣方?

2017年01月06日 公開
2017年01月06日 更新

歴史街道脇本陣

今月は2015年9月号「関ケ原合戦、参戦するなら東軍? 西軍?」以来の三択のお題! この時は「東軍」40%、「西軍」35%、「どちらでもない」25%でした。「大坂の陣も拮抗するのかな?」と、ワクワクしつつ集計していましたが……結果はご覧の通り。各陣営の想いが詰まったコメントに、あなたの心も揺れ動くかも?

 

大坂の陣アンケート、集計結果

大坂の陣、参陣するなら徳川?豊臣?

徳川方の言い分

まずは優勢だった徳川方のコメントをご紹介します。


駿府城の徳川家康像(PIXTA)

一、戦の無い世を目指して

▼「徳川方には戦国の世の疲弊感を打破してくれるような、新しい時代の始まりを感じる」(30代、男性)
「国家統一、安寧を目指すなら、勢いがある側で目指したい」(50代、男性)
▼「豊臣の時代が続いていたら争いが続いていたと思うから」(10代、女性)

大坂の陣といえば、やはり戦国の世に終止符を打った戦とのイメージが強いのでしょう。ともに参陣して太平の世を築きたいというコメントが多いのも納得です。

一、家を守るための決断

▼「自分の家をしっかり維持するためには、徳川方に参加して勝利することが大事」(40代、女性)
▼「自分自身が生き残り、家臣を守るため」(10代、女性)
▼「心情としては豊臣方を応援したいが、家族のことを考えると、私は徳川方です」(40代、男性)

心中は豊臣方に味方したいけど…という方は、1人や2人ではありませんでした。実際に、同じような悩みを抱えながら徳川方として参陣した大名もいたのかもしれないと、想像が膨らみますね。

一、豊臣方につくよりは…

中には仕方なく徳川方を選んだという方も。

▼「豊臣方は寄せ集めの牢人部隊なので、統率が取れると思えず、戦う上で信用できない」(20代、男性)
▼「援軍が期待出来ない籠城側に勝ち目はないから」(40代、女性)

その他には…

こんなコメントもありました。

▼「使者として豊臣方の真田信繁へ秀頼と逃げることを進言したい」(40代、男性)
▼「母方の祖先が上杉家の家系なので」(30代、男性)
▼「攻城戦は頭を使うので、面白そう」(50代、男性)

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