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第24回は高知県!今村翔吾〔戦国武将×47都道府県〕連作読切小説



2021年06月23日 公開

歴史街道編集部

戦国武将

あまたいる戦国武将のなかから、各都道府県で一人ずつを選び、短編小説に――。

くじ引きの結果、第24回は、どこの県の誰なのか。

執筆者は、「くらまし屋稼業」シリーズが人気で、『童の神』が直木賞にノミネート、『八本目の槍』も「週刊朝日」の歴史・時代小説ベスト10で第1位を獲得、『じんかん』が山田風太郎賞を受賞、「羽州ぼろ鳶組」シリーズが第6回吉川英治文庫賞を受賞するなど、いま最も勢いのある若手歴史小説家・今村翔吾先生です。

この動画は、第24回のくじ引きを撮影したものです。

 

くじ引きの結果、連載第24回は……高知県!

高知県は、かつての土佐国にあたります。

土佐国はもともと、細川氏が守護を務めていました。

しかし応仁元年(1467)からの応仁の乱以降、細川氏が衰退すると、本山氏、吉良氏、大平氏、津野氏、安芸氏、香宗我部氏(山田氏とする場合もあり)、長宗我部氏の土佐七雄と呼ばれる国人が台頭します。

土佐七雄のなかでも勢力の弱かった長宗我部氏の当主兼序は、永正4年(1507)に主君の細川政元が暗殺されたことで後ろ盾を失い、普段の傲慢な振る舞いから孤立してしまいます。そして永正5年(1508)、居城である岡豊城を、本山氏らに攻められて兼序は自害。

このとき、兼序の嫡男国親は落ち延び、一条房家を頼ります。一条氏は、応仁の乱の際、戦火を避け、土佐へ下ってきた公家大名でした。

その後国親は、一条氏の支援もあり、本山茂宗の嫡男茂辰に娘を嫁がせることを条件に岡豊城に復帰し、長宗我部家を再興。

そのうえで、三男の親泰を香宗我部氏の養子とするなどして、国人衆を傘下に収めていきます。

天文24年(1555)に本山茂宗が病死し、女婿の茂辰が跡を継ぐと、国親は本山氏への圧力を強め、永禄3年(1560)5月、本山領に攻め入りました。ところが国親は病を患い、その翌月に急逝。

国親の死後、長宗我部の家督を継いだのが嫡男元親です。

元親は、本山氏を降伏させ、普段は農耕を行なうも有事には兵として戦う「一領具足」で、兵力を増強して勢力を広げ、四国統一へと邁進しました。

天正13年(1585)、四国統一を目前に控えていた元親ですが、織田信長に次いで天下人となった羽柴秀吉に攻められ降伏。領地を没収され、土佐一国のみを安堵されることとなったのです――。

秀吉に降伏した後の、元親と家臣の評定を描いた連載第24回は、7月6日(火)発売の「歴史街道」8月号に掲載です。お楽しみに!



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