歴史街道 » 本誌関連記事

本誌関連記事

2021年09月20日

松平定敬…戊辰戦争で朝敵とされ国を追われた藩主の「その後」

奥山景布子(作家)

松平定敬…戊辰戦争で朝敵とされ国を追われた藩主の「その後」

松平定敬…戊辰戦争で朝敵とされ国を追われた藩主の「その後」

奥山景布子(作家)

桑名城址九華公園(三重県桑名市) 大河ドラマ「青天を衝け」にも登場した、会津藩主・松平容保の弟で、桑名藩主であった松平定敬。幕府を守るべく京都所司代を務めたことで、戊辰戦争が始まると「朝敵」とされてし...

2021年09月17日

「歴史のナゼに対する最適解を求める」作家・冲方丁が描いた“平安時代の人間模様”

冲方丁(小説家)

「歴史のナゼに対する最適解を求める」作家・冲方丁が描いた“平安時代の人間模様”

「歴史のナゼに対する最適解を求める」作家・冲方丁が描いた“平安時代の人間模様”

冲方丁(小説家)

ライトノベルのジャンルで華々しくデビューを飾り、SFや歴史小説、ミステリーまで幅広く筆を執っている冲方丁さん。その求道的な創作観は、キャリア25年を迎えた今も進化を止めず前進し続けている。これまでの作家生活...

2021年09月13日

江戸で盛んだった「宅配ビジネス」…その大人気商品とは?

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

江戸で盛んだった「宅配ビジネス」…その大人気商品とは?

江戸で盛んだった「宅配ビジネス」…その大人気商品とは?

安藤優一郎(歴史家/文学博士)

(左)「俳優似顔東錦絵」に描かれた、白玉入りの冷や水を持つ男(国立国会図書館蔵) (右)「美盾十二史」に描かれた食事。男性の隣には大きな飯櫃があり、手前の膳にはお椀と漬物の皿が並ぶ(国立国会図書館蔵) コ...

2021年09月06日

難攻不落の金山城と由良氏…上杉、北条、武田の狭間で生き延びた一族

鷹橋忍(作家)

難攻不落の金山城と由良氏…上杉、北条、武田の狭間で生き延びた一族

難攻不落の金山城と由良氏…上杉、北条、武田の狭間で生き延びた一族

鷹橋忍(作家)

金山城から太田市街を望む(写真:清之介) 堅固な守りでたびたび大軍を退け、巧みな外交術で生き残る──。上杉、北条、武田という大国が鎬を削る関東で、確かな存在感を示した名城と一族がある。金山城と城主・由良氏...

2021年08月19日

別府温泉「繁盛の立役者・油屋熊八」...どん底も味わったアイデアマンの破天荒な人物像

植松三十里(小説家)

別府温泉「繁盛の立役者・油屋熊八」...どん底も味わったアイデアマンの破天荒な人物像

別府温泉「繁盛の立役者・油屋熊八」...どん底も味わったアイデアマンの破天荒な人物像

植松三十里(小説家)

これまで歴史に埋もれていた人物や出来事に光を当て、感動的な物語を執筆されてきた植松三十里さん。その新作『万事オーライ』は、別府温泉を日本有数の観光地へと変貌させた立役者である油屋熊八が主人公だ。この破天荒...

2021年08月16日

長岡城を奪還せよ!河井継之助が激闘の果てに見たものとは

秋山香乃(作家)

長岡城を奪還せよ!河井継之助が激闘の果てに見たものとは

長岡城を奪還せよ!河井継之助が激闘の果てに見たものとは

秋山香乃(作家)

戊辰戦争の中でも、激戦が繰り広げられたことで知られる「北越戦争」。その戦いを主導していたのは、長岡藩の河井継之助だった。しかし、奥羽越列藩同盟の最前線にあたる越後長岡城は、新政府軍の奇襲により占領されてし...

2021年08月14日

太平洋戦争は避けられなかったのか?「日米開戦もやむなし」に至らせた“極秘会議”とは

半藤一利(作家)

太平洋戦争は避けられなかったのか?「日米開戦もやむなし」に至らせた“極秘会議”とは

太平洋戦争は避けられなかったのか?「日米開戦もやむなし」に至らせた“極秘会議”とは

半藤一利(作家)

『昭和史』や『日本のいちばん長い日』など、数々のベストセラーを遺した昭和史研究の第一人者・半藤一利氏が、最後に日本人に伝え残したかったこととは――。太平洋戦争下での軍人たちの発言や、流行したスローガンなど、...

2021年08月12日

「近衛声明」直前まで涙の訴え...“日中戦争”を止めようとした陸軍中将の実像

岩井秀一郎(歴史研究家)

「近衛声明」直前まで涙の訴え...“日中戦争”を止めようとした陸軍中将の実像

「近衛声明」直前まで涙の訴え...“日中戦争”を止めようとした陸軍中将の実像

岩井秀一郎(歴史研究家)

戦前に開催予定だった東京オリンピックは、日中戦争の最中で中止となった。 なぜ、日中戦争は泥沼化したのか。その背景には、両国の衝突を生んだ構図や、日本軍の戦略的な問題点など様々な要因があるが、ここでは、...

2021年08月11日

ガダルカナル島で大敗した日本軍…生還者が語った「この世の地獄」

早坂隆(ノンフィクション作家)

ガダルカナル島で大敗した日本軍…生還者が語った「この世の地獄」

ガダルカナル島で大敗した日本軍…生還者が語った「この世の地獄」

早坂隆(ノンフィクション作家)

「逐次戦闘加入」という下策によって、日本陸軍が米軍の迎撃の前に敗退を重ねたガダルカナルの戦い。「この世の地獄」というべき戦いの実相はいかなるものだったのか――。 ※本稿は、歴史街道編集部編『日本陸海軍、...

2021年08月09日

最後まで負けを認められなかった日本軍...「マリアナ沖海戦」大敗の3つの理由

戸高一成(呉市海事歴史科学館〔大和ミュージアム〕館長)

最後まで負けを認められなかった日本軍...「マリアナ沖海戦」大敗の3つの理由

最後まで負けを認められなかった日本軍...「マリアナ沖海戦」大敗の3つの理由

戸高一成(呉市海事歴史科学館〔大和ミュージアム〕館長)

太平洋戦争の最後の決戦といっても過言ではない「マリアナ沖海戦」。日本海軍はなぜ敗れたのか。そしてこの戦いは、その後の日米戦争にどんな影響を与えたのか─。 ※本稿は、歴史街道編集部編『日本陸海軍、失敗の研...

2021年08月06日

「俺たちがいたことをみんなに…」若くして散った回天制空隊パイロットからの言葉

安部龍太郎(作家)

「俺たちがいたことをみんなに…」若くして散った回天制空隊パイロットからの言葉

「俺たちがいたことをみんなに…」若くして散った回天制空隊パイロットからの言葉

安部龍太郎(作家)

左が佐藤亨伍長(写真提供:筑前町立大刀洗平和記念館) 昭和20年、重要拠点ゆえにB29に爆撃され、壊滅的被害を受けた福岡県大刀洗飛行場――国民学校を卒業したばかりの15歳の少年たちは、この地で即製され、ある者は整...

2021年08月06日

知覧から出撃した特攻隊員の「一冊のノート」が語りかけるもの

安部龍太郎(作家)

知覧から出撃した特攻隊員の「一冊のノート」が語りかけるもの

知覧から出撃した特攻隊員の「一冊のノート」が語りかけるもの

安部龍太郎(作家)

博多湾から引き揚げられた97式戦闘機(写真提供:筑前町立大刀洗平和記念館) 大正8年(1919)、日本は対米戦争を見据え、大々的に戦闘機の生産にかかるため、福岡県に東洋一の規模を誇る「大刀洗飛行場」を建設する。...

2021年08月05日

硫黄島に救援が来なくても…「太平洋の防波堤」になった男たち

半藤一利(作家)

硫黄島に救援が来なくても…「太平洋の防波堤」になった男たち

硫黄島に救援が来なくても…「太平洋の防波堤」になった男たち

半藤一利(作家)

『昭和史』や『日本のいちばん長い日』など、数々のベストセラーを遺した昭和史研究の第一人者・半藤一利氏が、最後に日本人に伝え残したかったこととは――。太平洋戦争下での軍人たちの発言や、流行したスローガンなど、...

2021年08月01日

東洋一の規模を誇った大刀洗飛行場跡…少年飛行兵の一冊のノートが語りかけるもの

安部龍太郎(作家)

東洋一の規模を誇った大刀洗飛行場跡…少年飛行兵の一冊のノートが語りかけるもの

東洋一の規模を誇った大刀洗飛行場跡…少年飛行兵の一冊のノートが語りかけるもの

安部龍太郎(作家)

博多湾から引き揚げられた97式戦闘機(写真提供:筑前町立大刀洗平和記念館) かつて「東洋一」と謳われた陸軍の飛行場が、福岡県にあった。大正8年(1919)に建設され、多くの若者が戦場へと飛び立った大刀洗飛行場で...

2021年07月29日

19世紀で人口“4億人超”…資源にあふれた中国が「近代化に遅れた」理由

宇山卓栄(著作家)

19世紀で人口“4億人超”…資源にあふれた中国が「近代化に遅れた」理由

19世紀で人口“4億人超”…資源にあふれた中国が「近代化に遅れた」理由

宇山卓栄(著作家)

どんな国においても、分岐点が存在する。いかにしてその国は出来て、発展したのか。今回は米中対立でその動向が注目される中国を取り上げ、「国家台頭」と「近代化」の時について解説しよう。 ※本稿は、『歴史街道...

2021年07月27日

アメリカの分岐点...独立戦争後「経済大国」になれた決定的な理由

宇山卓栄(著作家)

アメリカの分岐点...独立戦争後「経済大国」になれた決定的な理由

アメリカの分岐点...独立戦争後「経済大国」になれた決定的な理由

宇山卓栄(著作家)

どんな国においても、分岐点が存在する。いかにしてその国は出来て、発展したのか。今回は世界を牽引する超大国・アメリカを取り上げ、「国家台頭」と「近代化」の時について解説しよう。 ※本稿は、『歴史街道』202...

2021年06月21日

世界トップの「航空思想」を有した日本軍が、太平洋戦争で敗れた理由

戸高一成(呉市海事歴史科学館〔大和ミュージアム〕館長)

世界トップの「航空思想」を有した日本軍が、太平洋戦争で敗れた理由

世界トップの「航空思想」を有した日本軍が、太平洋戦争で敗れた理由

戸高一成(呉市海事歴史科学館〔大和ミュージアム〕館長)

第二次世界大戦を左右した「航空戦力」。世界で最初に機動部隊を創設した日本は、「航空思想」において最先端を走っていた。その力は、真珠湾攻撃で存分に発揮されたものの、やがて日本軍は苦境に陥っていく。その要因は...

2021年06月18日

農耕が“戦争”を引き起こす…縄文人が「中国文明」を拒んだ本当の理由

関裕二(歴史作家)

農耕が“戦争”を引き起こす…縄文人が「中国文明」を拒んだ本当の理由

農耕が“戦争”を引き起こす…縄文人が「中国文明」を拒んだ本当の理由

関裕二(歴史作家)

古代の日本人は大陸の先進文明を遠ざけていた節がある――。彼らはなぜ、農耕や金属生産などのテクノロジーに対して拒絶反応を示したのか? 彼らが、大陸と行き来していた海人たちの情報から知った「文明の恐怖」とは? ...

2021年06月16日

「天孫降臨」は敗者の逃避行だった?…日本の歴史を築いた“海人たち”

関裕二(歴史作家)

「天孫降臨」は敗者の逃避行だった?…日本の歴史を築いた“海人たち”

「天孫降臨」は敗者の逃避行だった?…日本の歴史を築いた“海人たち”

関裕二(歴史作家)

『日本書紀』の大きな謎である「天孫降臨」そして「神武東征」は、本当は何を意味しているのだろうか? たんなる神話と、切り捨てることなどできない。実はそこには、天皇家と倭の海人たちとの深い関係が見え隠れしてい...

2021年06月13日

幕末を揺らした「天狗党」…その志は“敦賀の地”に刻まれている

田中純五郎(歴史ライター)

幕末を揺らした「天狗党」…その志は“敦賀の地”に刻まれている

幕末を揺らした「天狗党」…その志は“敦賀の地”に刻まれている

田中純五郎(歴史ライター)

天狗党を描いた錦絵「近世史略 武田耕雲斎筑波山之図(部分、敦賀郷土博物館所蔵、敦賀市博物館画像提供) 天狗党の乱は大河ドラマ「青天を衝け」でも描かれているが、彼らは何とか、自らの志を世間に伝えようとしてい...

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