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ズボラでも続く! 「ふせんノート」で考える技術



2016年08月11日 公開

坂下 仁(ビジネス書作家)

 

付箋を持ち歩いてノートに貼るだけ

「ふせんノート術」のやり方は非常にシンプル。ざっくり言えば、大きめの付箋を常に持ち歩き、何か書き留めたいことが出てきたら、すぐにそれに書きます。そして、その付箋を、家や会社に置いてあるA4判ノートに貼りつけるだけです。

 こんな単純なやり方ですが、私が求めていた三つの条件をすべてクリアしています。

 まず、一つ目の条件である「思いついたら即、メモできること」。75㎜四方の付箋なら、スーツやカバンなどのポケットに入れておき、さっと取り出して、1秒で書く態勢に入れます。私の場合はスマホケースの内側に付箋を貼りつけているので、外出時はこれだけ携帯すれば大半のことは事足ります。

 手帳だとスペースが狭く、書ける量が限られますが、付箋なら何枚も使って書けばいいので、大量にメモできます。

 また、付箋は安いので、「こんなこと、メモする必要もないか?」ということでも気軽にメモできます。だから、重要な発想を逃さないのです。

 

メモをすぐに探し出せて企画案も容易にまとまる

 二つ目の「メモをあとから簡単に探し出せること」についても問題ありません。外で書いた付箋は、すべて自宅に用意したA4判ノートに貼りつけます。貼るだけなので、転記する手間はかかりません。ノートは、細かく分けると探しにくくなるので、仕事用とプライベート用の2冊だけです。

 貼り方は、時系列に沿って貼っていくだけ。きわめてシンプルですが、意外とこの方法が探しやすいのです。

 そして、肝心なのが「メモとメモを組み合わせて、良質なアウトプットを導き出せること」。この点こそが「ふせんノート術」の真骨頂です。企画案などをまとめるとき、これまで溜めてきたアイデアを余すことなく活用できるのです。ノートに貼った付箋を見返して、テーマに関連するメモを見つけたら、それをはがし、ノートの最後のページなどにまとめて貼ります。関連するメモを集約するだけで企画案ができあがることは少なくありませんし、並べて眺めていると他のアイデアも思いつきます。この方法のおかげで、仕事の企画案がすぐまとまるようになりましたし、本の構成もスムーズに作れるようになりました。

 面倒な手間がかからないので、ズボラな私でも、この方法は長く続けられています。皆さんもぜひ「ふせんノート術」の威力を体験してください。

 



著者紹介

坂下 仁(さかした・じん)

ビジネス書作家

20数年にわたり、メガバンクの行員として数百におよぶ企業や個人へのコンサルティング、財務指導、融資を手がけてきた。しかし、自らの金融知識を過信したために株取引で莫大な借金を抱え、破産寸前にまで追い込まれる。そのどん底で気づいた「お金の本質」がヒントとなり、プライベートカンパニーを作って妻を社長にする「妻社長メソッド」が誕生。5年で借金を全額返済するとともに、数千万円のキャッシュフローと数億円の資産を手に入れた。「ふせんノート術」は、その最大の原動力ともなった。著書に『いますぐ妻を社長にしなさい』(サンマーク出版)、『1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる』(フォレスト出版)など。

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