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部下を伸ばす話し方vs.やる気を削ぐ話し方

2017年04月20日 公開

吉田幸弘(リフレッシュコミュニケーションズ代表)

なぜ、指示したとおりに動いてくれないのか?

 いくら言っても思ったように成長せず、強く言えば「パワハラ」と非難される。部下指導に悩む上司は多い。せっかく育成する気持ちがあっても、話し方が間違っているために、その気持ちをムダにしてしまっているのだ。適切な部下との話し方を、人材コンサルタントの吉田幸弘氏に伝授していただいた。

 

まずは部下の「良い面」に目を向ける

 研修などを通して、部下指導に悩む数多くの上司の方々に接してきました。そうした方々に共通するのは、部下の悪い面ばかりを見がちだということです。そもそも、人間の思考はネガティブに傾きやすい。他の人の短所は長所の5倍も目につくとも言われています。そのために、上司はつい部下に対して文句を言ってしまい、ほめることは少なくなりがちです。すると、部下のやる気が落ちて、ますます成長が鈍くなります。

 ですから、まずは意識的に部下の長所を探す姿勢を持ちましょう。「短所も裏を返せば長所だ」「結果に結びついていないが、可能性はある」などと、ポジティブな見方をするのです。

 感情に振り回されないことも大切です。感情にとらわれると事実関係で見落としてしまうことも増えますし、部下を萎縮させたり、反発を招いたりすることになります。

 まず、部下に伝えたいことを整理して、感情を平静にしてから話すことを、常に心がけましょう。

 

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著者紹介

吉田幸弘(よしだ・ゆきひろ)

リフレッシュコミュニケーションズ代表

1970年、東京都生まれ。大手旅行代理店を経て、学校法人、外資系専門商社、広告代理店で管理職を経験。「怒ってばかりのコミュニケーション」で降格を経験したことからコミュニケーションを学び、2011年に独立。現在はコーチングの手法を駆使し、経営者や中間管理職向けにコンサルティング活動を行なう。

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