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怠惰さを「1ミリ」変えれば、勉強は続く

2018年01月15日 公開

坪田信貴(学習塾「坪田塾」塾長)

人生の選択肢を広げる「大人の勉強法」

長寿化および定年延長により、誰もが70歳近くまで働く時代。そんな中、自由な働き方を実現するために、キャリアや人生の選択肢を広げる「大人の勉強法」を、カリスマ塾長の「ビリギャル先生」こと坪田信貴氏が解説する『どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法』。最終回を迎える今回は、勉強を継続するためのモチベーションの保ち方をご紹介。「勉強するのが面倒くさい」と挫折しがちな人も、「続けられる人」に変わるヒントが満載だ。

 

「遠くのステーキ」よりも「近くの牛丼」

「勉強とは何か」という話から始まり、個人の成長プロセス・勉強法の見つけ方・個々の性格に応じた学び方──と多岐にわたって語ってきた本連載も、ついに最終回。最後は、せっかく始めた勉強習慣を継続させる方法についてお話ししましょう。

 モチベーションが高くても、方法論がしっかりしていても、ふとしたことがきっかけで勉強が続かなくなることは多々あります。なぜなら人は本来、とても怠惰な生き物だからです。

「何をやっても長続きしない自分は、なんて意志薄弱なんだ!」などと嘆く必要はありません。人は怠惰であり、自分は人であり、従って自分は怠惰である、と3段論法でキッパリ認めてしまいましょう。それを認めるからこそ、怠惰さを一ミリ変えることができる──つまり、「怠け者でも継続する工夫」を実践できるのです。

 それらの工夫の中で、まず覚えておいていただきたいのが、「遠くのステーキより近くの牛丼理論」(坪田命名)です。

 家からも会社からも遠いステーキの名店より、徒歩五分の牛丼屋さんが魅力的に見える。遠距離恋愛の大事な彼女よりも、毎日顔を合わせる優しいあの娘のほうにほだされてしまう……。そんな経験は、誰にでも覚えがあるでしょう。このように、モチベーションは距離に反比例します。価値を感じているものでも、遠いところにあれば手近なもので手を打ちたくなるのです。

 これもまた、怠惰なる人間の悲しき性。人は「面倒くさい」という理由ひとつで、大事なものに対していとも簡単に背を向けてしまうのです。学ぶ意欲はあるはずなのに続かない。そんな人にとって、勉強は「遠くのステーキ」です。つまり、「面倒くささ」をどれだけ取り除けるかが、勉強を継続できるか否かの分かれ道だとわかるでしょう。

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著者紹介

坪田信貴(つぼた・のぶたか)

学習塾「坪田塾」塾長

心理学を駆使した学習法により、1,300人以上の子供を個別指導し、多くの生徒の偏差値を短期間で急上昇させた実績を持つ。2013年、著書『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA)が大ヒット。その後も受験指導のみならず、企業の人材教育や起業アイデアの指導、講演活動等多角的に活躍中。

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