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「家族の悩み」がスーッと消える 5つのヒント

2018年05月10日 公開

信田さよ子(臨床心理士)

親の過干渉、子供の反抗期にはこう対処する!

「夫婦の間に会話がない」「子供が何を考えているのかわからない」――。一見、幸せに見える家庭にも多くの悩みがある。誰かに悩みを打ち明けたいが、身内のこととなると気軽に相談できるものではない。それだけに、家族の関係はこじらせると、当事者間で解決しにくいものだ。そこで、カウンセラーとして長年家族の問題を解決してきた信田さよ子氏に、現場で得た知見をベースに、Q&A形式でさまざまなアドバイスをいただいた。

 

夫婦の関係

 

Q 夫婦間の会話が少なくすれ違いが増えています。このままで良いのでしょうか。

A 夫婦は「異文化交流」。実は、「距離のある夫婦」のほうがうまくいきます。

 

 夫婦がすれ違うのは、間にある距離が原因だと思われがちですが、実際には逆で、距離のある夫婦が一番長持ちします。つまり、「相手は相手、自分は自分」とお互いに違う人間であることを認め、尊重し合うことが、夫婦関係を長持ちさせる一番の秘訣なのです。

 では、すれ違いの原因は何か。それは、夫婦の愛情に対する2人の異なる幻想です。「夫婦は特別な関係だから、お互いに理解し合えているはずだ」「私が疲れて帰ってきたときは気遣ってくれるべきだ」――。こうした幻想を抱いてしまうから、期待が裏切られたときに不満が募るわけです。

 結婚生活の正体は、「異文化交流」です。育った環境も違えば、考え方も違う。そんな二人が一緒に暮らすわけですから、異文化のすり合わせが大変なのは当たり前です。子供が生まれれば、育児の考え方にも相違が出てくるでしょう。だからこそ、互いの違いを認め合い、尊重し合うことが結婚生活ではとても大事です。

 お互いに絶対にやってはいけないのは、相手を責めること。責めるほうはあまり意識していなくても、責められた側にはしこりが残ります。とくに女性は、昔のことを持ち出してネチネチと相手を責めないように注意したいところです。また、結婚生活は、男性が譲ったほうがうまくいきます。いくら男性が「妻を対等に扱っている」と思っていても、女性のほうは男性が上に感じてしまうことが多いもの。だから、男性が一歩譲る・一段下がるくらいで夫婦の間はちょうどいいのです。

親との関係 >

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著者紹介

信田さよ子(のぶた・さよこ)

臨床心理士

1946年、岐阜県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部哲学科卒業、同大学院修士課程家政学研究科児童学専攻修了。駒木野病院勤務、CIAP原宿相談室勤務を経て95年、原宿カウンセリングセンター設立。親子・夫婦関係、アディクション(嗜癖・しへき)、暴力、ハラスメントなどの問題に関するカウンセリングを行なう。著書に『共依存』『母・娘・祖母が共存するために』(ともに朝日新聞出版)など多数。

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