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「自己肯定感が低い人」ほど人生ソンする理由とは?

2018年07月29日 公開

大嶋信頼(心理カウンセラー)

そもそも自己肯定感とは?

「どうせ自分なんて……」日本人は自己肯定感が低い人が多いが、心理カウンセラーの大嶋信頼氏は「自己肯定感を持つだけで人生は大きく変わる」という。それはなぜなのか。そして、そもそも人はなぜ自己肯定感を持てないのか。著書『「自己肯定感」が低いあなたが、すぐ変わる方法』を発刊した大嶋氏に、そのメカニズムを明かしてもらった。

 

「自分っていいよね」と思える人はなかなかいない

私は、心理カウンセラーという仕事をしているのに、これまで「自己肯定感が低いのが悩みで……」と言われても、「はあ」とあまりたいした問題にはとらえていませんでした。

そもそも自己肯定感って「自分で自分のことをOKだ!」とか、「自分って結構いいよね〜!」なんて思えること。

自分自身で自分のことをちゃんと認めてあげればあげるほど「自己肯定感が高い人!」となるのだけど、「そんなことをしちゃったら向上心がなくなっちゃうでしょ!」と思ったり、「なんだか、そんなの自分のことを好きなナルシストじゃない!」と思っていました。

だから「自己肯定感が低くても構わない!」と、「自己肯定感」に注目を向けることはほとんどありませんでした。

 

自己肯定感が強い外国人

自己肯定感って、外国人に比べると日本人は低いものです。

アメリカで勉強していたときも、確かに「私は自信がありません」とか「ちっとも勉強ができないんです!」と言っている私に比べて、周りの連中は「どうだ! 俺ってすごいだろ!」と、ちょっとできたことを100倍ぐらいに誇張して話をするものだから、「お〜! こいつらの自己肯定感は高いな〜!」と思っていたものです。

といっても、心の中では「絶対に自己肯定感が低いほうが耐え忍んで努力をしているから、いつかはこいつらよりも優秀になれるはず!」と思っていました。

「今はダメだけど、いつか見ていろ、俺だって!」と自己肯定感が低いまま、耐え忍びながらやってきました。

いつも「自分はダメだ」と、何をやっても自分を肯定できなくて「なんとかしなきゃ!」と悔し涙を流しながら努力しつづけてきました。

自分がダメなりに努力をしていれば、自己肯定感が低いままでも、いつか誰かに認めてもらって、自分自身でも「これでいいのだ!」と思える日が来る、とずっと信じていました。

自己肯定感が低いまま、自分を鍛えつづけていれば、いつか人からも自分自身からも認められる人間に変わるのだろう、とずっと信じていたのですが、実際には「あれ? いつまでたっても自分のことが好きになれないぞ!」となってしまいます。

自己肯定感が低いから謙虚になれて、人よりも美しくなれる、と信じているのに、いつまでたっても中身は醜いままで「ちっとも変わっていない!」という現実にびっくり……。

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実は自己肯定感が低い人ほど「ナルシスト」? >



著者紹介

大嶋信頼(おおしま・のぶより)

心理カウンセラー/〔株〕インサイト・カウンセリング代表取締役

米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックに勤務する傍ら東京都精神医学総合研究所の研修生として、また嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室非常勤職員として依存症に関する対応を学ぶ。嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長、㈱アイエフエフ代表取締役等を経て現職。ブリーフ・セラピーのFAP(Free from Anxiety Program)を開発した。『あなたを困らせる遺伝子をスイッチオフ!』 (SIBAA BOOKS)、『「いつも誰かに振り 回される」が一瞬で変わる方法』(すばる舎)など、著書多数。

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