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「モノを捨てる」と自分が好きになる!

2018年08月02日 公開

大嶋信頼(心理カウンセラー)

過去の思い出の物を整理してみよう

「人の悩みの多くは“自己肯定感の低さ”が原因」というのは、心理カウンセラーの大嶋信頼氏。だが、多くの人はなかなか自己肯定感を高めることができない。その理由の一つが、過去の自分に縛られてしまうこと。だが、それはごく簡単な方法で解消できるという。著書『「自己肯定感」が低いあなたが、すぐ変わる方法』より、自己肯定感を高めるための方法を教わった。

 

「美化される記憶」と「嫌なままの記憶」は何が違うのか?

アメリカで「心の傷」を専門に研究している博士と話をする機会があって、その博士が「記憶って時間とともに美化されていくんですよね!」と教えてくださいました。

博士のお祖父さんは、第二次世界大戦のときに日本軍と戦って捕虜にされてしまって、終戦直後は「日本人め〜!」と日本人のことを嫌っていたそうです。

それが時間と共に記憶が美化されていき、やがて「日本人は戦友だ!」というような感じに変わっていったのです。

じつは、私にもそんな経験がたくさんあることに気づかされました。

かつて、嫌いだった物理学の教授がいたのですが、現在では「あの先生のおかげで今の自分がある」と感謝しているおかしな自分がいます。

教授のことを嫌っていたときは、「自分は物理の勉強が苦手でまったくできない!」と自己肯定感が低かったのに、教授の記憶が美化されていくにしたがって「自分は物理が好きなのかもしれない!」と自己肯定感が高くなっていることに気づかされるんです。

あるとき、カウンセリングの中で「あれ? なんで20年前の嫌な記憶が美化されていかないんだろう?」と疑問に思ったケースがありました。

20年の時間の経過とともに記憶は色あせて、淡いセピア色になって美化されるはずなのになんで?と思っていたら、「昔の物が部屋いっぱいにある!」というお話を聞いて「なるほど!」とあることに気がつきました。

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著者紹介

大嶋信頼(おおしま・のぶより)

心理カウンセラー/〔株〕インサイト・カウンセリング代表取締役

米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックに勤務する傍ら東京都精神医学総合研究所の研修生として、また嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室非常勤職員として依存症に関する対応を学ぶ。嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長、㈱アイエフエフ代表取締役等を経て現職。ブリーフ・セラピーのFAP(Free from Anxiety Program)を開発した。『あなたを困らせる遺伝子をスイッチオフ!』 (SIBAA BOOKS)、『「いつも誰かに振り 回される」が一瞬で変わる方法』(すばる舎)など、著書多数。

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