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痩せたければ むしろ「お米」を食べなさい!

2018年08月30日 公開

柏原ゆきよ((一社)日本健康食育協会代表理事)

日本人のメタボの原因は「お米」ではない!?

 では、摂取カロリーを下げずに、内臓脂肪を減らすにはどうすれば良いのか。答えは簡単で、代謝を促進する食べ物を積極的にとれば良いのです。代謝が上がればカロリーが効率よくエネルギーとして燃焼されるため、内臓脂肪として蓄積されにくいのです。

 その食べ物とは、ずばりお米です。カロリーは、脂質の割合が高いほど燃焼されにくい性質がありますが、お米に含まれる脂質の割合はわずか2%。日本人が長い間主食としてきたお米は、太りにくく健康的な身体を作る理想の食材なのです。特に代謝機能が落ちてくる40代こそ、積極的にお米を食べてほしいと思います。

 こんな話をすると、「お米には糖質が多く含まれているから、かえってメタボの原因になるのでは」という疑問を抱かれる方もいると思います。

 しかし、日本人の摂取カロリーに占める炭水化物の割合は、年々減少しています。終戦直後は炭水化物が8割を占めていましたが、現在では55%前後。国の指針では「炭水化物60%以上、タンパク質15%、脂質20〜25%」が理想的な栄養バランスとされていますから、既にその基準を下回っています(図2)。

 にもかかわらずメタボに悩む人が増えているのですから、炭水化物が原因ではないことがわかります。

 逆に戦後、摂取割合が増え続けているのが脂質です。お米を食べる量が減り、脂質が多く含まれるおかずを食べる量が増えたことが、メタボ増加の本当の要因なのです。

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著者紹介

柏原ゆきよ(かしわばら・ゆきよ)

(一社)日本健康食育協会代表理事(一社)日本健康食育協会代表理事  (一社)食アスリート協会副代表理

4万人以上の食事サポートの経験を通じて、お腹からやせる食事方法を開発。医療機関での栄養コンサルタント、トップアスリートへの食サポート、一般ビジネスパーソンや経営者やモデルなどへの食のアドバイスなどに携わっている。著書に『食べて飲んでおなかからやせる』(かんき出版)、『お腹からやせる食べかた』(講談社)など。

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