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思考のモヤモヤは付箋に書き出してスッキリ整理!

2018年11月26日 公開

平本あきお(講師)

付箋の「貼り替え」が脳を刺激する!

 

何かの問題に直面した際、どこから着手したらいいのかわからない。そんな混沌とした思考を整理するための最強のツールは「付箋」だと、数々のトップアスリートや経営者のコーチングを担当してきた平本あきお氏は語る。貼って・はがし・動かせる――この特徴を存分に活かして、課題を解決に導く手法について教えていただいた。(取材・構成=西澤まどか)

 

思考のゴチャゴチャをとにかく付箋に書き出す

人の脳は、一度にいろんなチャンク(情報のまとまり)を思い浮かべます。仕事で抱えている大きなプロジェクトのこと、帰宅途中に買わねばならない日用品のこと、そして将来の夢のこと……。重要度も抽象度も時間軸も別々な、様々なことを一度に思い浮かべています。

このゴチャゴチャした頭を整理するために、最適なツールが付箋です。付箋のもっとも優れている点は、貼り替えて動かせること。そうすることで「不完全」なアイデアに新たな視点・価値観を見出すことができるのです。

例えば、自分のプライベートの旅行についてアイデアを並べてみると、実は仕事とリンクしていたり、将来の目標に近づく行動だったり……、付箋はそんな思考の飛躍をもたらします。これがノートだとすると、一度書いたら、そのアイデアはそこで制止してしまいます。そして、どこに書いたか忘れてしまうかもしれません。ゴチャゴチャしたアイデアは、付箋に書き出すのが一番いいと私は思っています。

 

付箋アウトプットで自分会議

まずは思いついたことをすべて付箋に書きましょう。キレイに書いたりジャンル分けする必要はありません。むしろ「不完全」な状態でのアウトプットが目的だからです。モヤモヤとした抽象的なことでも構いません。

そして仕分けられるものは、ジャンルごとにまとめます。私の場合なら、「セミナーで話すこと」「フェイスブックのネタ」「買物リスト」などに分けて、A4の紙1枚に集約しています。

 かし中には、分類できないものもあります。例えば、「イビサ島へ行きたい」など、今すぐに実現しない目標や、印象的な本の言葉などです。これら「目的のない情報」も付箋なら有用なものにできます。

私は、こうした仕分けがたい情報は永久保存版の「気づきのノート」に貼っています。3カ月に1回くらい「自分会議」の時間を設けて、ノートに貼った付箋を見返してみると、こうした過去のアイデアが貴重な情報源になることもあるのです。付箋アウトプットを毎日の習慣にすると仕事もプライベートも充実するでしょう。

 

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著者紹介

平本あきお(ひらもと・あきお)

講師/講演家/メンタルコーチ

1965年、兵庫県生まれ。「米国アドラー大学院修士号」取得者。東京大学大学院修士(専門は臨床心理)。病院での心理カウンセラーや、福祉系専門学校の心理学講師を歴任。95年渡米し、アドラー心理学をベースに600種類以上の心理学やボディワーク、瞑想を習得後、数々の手法を統合。2001年 日本に帰国。北京オリンピック金メダリスト、メジャーリーガーなどのトップアスリートや有名俳優、上場企業経営者をコーチング。「現場変革リーダー養成コース」を主宰。講演や雑誌連載、TV出演等も多数。著書に、『フセンで考えるとうまくいく』(現代書林)などがある。

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