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iPhoneを生んだ「横に広げる」思考法とは?

2019年02月08日 公開

木村尚義(創客営業研究所代表取締役)

 

AIにはできない「ひらめき力」の鍛え方

 ライバル意識を持つことも、ラテラルシンキングを促します。優秀な同僚や、競合他社の優れた商品に対して、「違うところで勝負してやろう」と考えるのです。

 すると、思考が横に広がり、同僚にはない持ち味や、競合他社とは違う自社商品の強みを磨くことにつながります。

 その他、日頃の習慣としてお勧めなのは、想像力を刺激する趣味を持つこと。例えば、落語を聞いたり、文字だけの小説を読んだりして、場面を想像するトレーニングをするといいでしょう。

 絵がついている漫画も、読み方によっては、想像力を広げるトレーニングに使えます。「実写化するなら、どんなキャスティングにする?」などと考えながら読むと、物事を抽象化して他のモノと結びつけるクセがつきます。

 このように、ラテラルシンキングは、論理を度外視した思考です。

 それは、論理的にしか考えられないAIには不可能な、人間にしかできない思考。

 人間ならではの強みである「ひらめき力」を鍛えることは、次代を生き抜くための知恵でもあるのです。

 

《取材・構成:林 加愛》
《『THE21』2019年3月号より》



著者紹介

木村尚義(きむら・なおよし)

〔株〕創客営業研究所代表取締役

1962年、東京都生まれ。流通経済大学卒業後、ソフトウェア開発会社を経て、OAシステム販売会社に転職。パソコンショップ運営に当たり、ラテラルシンキングを活用して、売上げを5倍にした。その後、外資系IT教育会社にて研修に携わり、数多くの研修を展開。これまでに3万人以上の受講者を指導。現在、常識の枠外に発想を広げるビジネススタイルを「創客営業」と名づけてセミナーを実施中。近著に『NOロジック思考』(KKベストセラーズ)がある。

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