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「人気芸人式」一瞬で距離を縮める人間関係の裏ワザ

2019年05月17日 公開

入江慎也(お笑い芸人)

心の壁を作るのは「ビビッている」から

 お笑いコンビ・カラテカとして活動する一方、芸能界のみならずビジネス界やスポーツ界などに幅広い人脈を持つことで知られる入江慎也氏。そのコミュニケーション力を学びたいと、企業からも講演依頼が殺到するほどの〝人づきあいのプロ〟だ。

 大物経営者や有名アスリートとも仲良くなってしまう入江氏は、一体どのようにして相手との距離を縮めているのか。

「人と距離を縮められない人は、簡単に言えば『ビビっている』んです。自分に自信がないから、相手との間にある壁を越えられない。

 僕も昔はそうでした。若手の頃は、先輩芸人の兄さんたちが目の前にいるだけで怖いし緊張してしまって、とても自分から馴れ馴れしく近づくなんてできませんでしたから。

 ただ一つだけ心がけたのは、きちんと挨拶をすること。必ず先輩の楽屋に行って、『おはようございます。今日はよろしくお願いします!』と挨拶する。しかも相手の目を見て、大きな声で元気に挨拶しようと決めたんです。

 そのうち徐々に『ああ、お前か』と顔を覚えてもらえるようになった。たかが挨拶と思うかもしれませんが、その小さな積み重ねが相手との関係性に大きく影響するんです」

 ただし顔を覚えてもらったからといって、すぐに相手と仲良くなれるわけではない。次のステップとして入江氏が実践したのは、またもや小さくて地道な努力の積み重ねだった。

「僕が心がけたのは、『最後まで残る』ということ。若手の頃は、番組の収録前に観客を盛り上げる『前説』をよくやりましたが、自分の出番が終わったら、帰っていいんです。実際、他の若手はさっさと帰っていました。

 でも僕はそのまま残り、収録を見学して、最後は出演していた先輩たちをお見送りするようにしたんです。そうして毎回残っていたら、先輩のほうから『お前、また残っているのか。だったら飯行くか?』と声をかけてもらえるようになった。

 スタッフからも、『(明石家)さんまさんから飲みに誘っていただいたから、一緒に来なよ』などと言われることが増えていきました」

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著者紹介

入江慎也(いりえしんや)

お笑い芸人(カラテカ)

1977年、東京都出身。お笑いコンビ・カラテカのツッコミ担当。お笑い芸人でありな
がら、ビジネス界やスポーツ界などに幅広い人脈を持つ。2015年に㈱イリエコネク
ションを起業。ビジネスパーソン向けに人脈構築術やコミュケーション術をテーマとす
る講演を多数行なっている。著書に『入江式 のしあがる力』(ゴマブックス)など。

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