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「素直な心」により ゼロからの経営改革を実現

2019年05月29日 公開

《PR》提供:株式会社オカフーズ

「おもてなし」の心はルールからは生まれない

佐藤 オカフーズさんは環境整備だけでなく、社員の健康についても配慮し、さまざまな施策を取られているそうですね。

岡 私自身がかなり無理をしてきたということもあり、自らCHO(最高健康責任者)を名乗り、健康経営に取り組んでいます。社員の心と身体の健康は、企業の継続的な成長に大きく影響すると考えているからです。
具体的にはスポーツクラブやジムの会費や健康診断への補助、インフルエンザの予防接種の半義務化などを行なっています。
もちろん、時短も社員の健康のためには重要なことです。

佐藤 社員の意識改革や健康面での改革は、なかなか数字で見ることのできるものではありません。こうした改革の成果を実感されるのは、どのようなときでしょうか。

岡 日頃のちょっとした行動やお客様への対応の中で、「あ、変わったな」と感じることがあります。例えば、社内の小さなゴミを率先して拾っていたり、来社されたお客様の傘の水滴を、お帰りになるまでにそっとふき取っていたり。こうした行動を見ると、本当に嬉しくなりますね。ルールやマニュアルによるものではなく、お客様をいかに大事にするかという理念から生まれるものですから。

佐藤 そこに、「気づいてもらいたい」という打算がないことが重要なのだと思います。幸之助もそうでしたが、例えばお客様をお見送りするとき、相手の姿が見えなくなるまでお辞儀をする。これが「お辞儀をしていることに相手が気づいて、感動してくれる」ためにやっていたのだとしたら、意味がありません。感謝の気持ちから自然に出てきてこそ、意味がある。
 

「素直さ」の重要性を多くの人に伝えたい

佐藤 幸之助が生涯追い求めていた「素直な心」を、岡社長も何よりも大事にされているとか。

岡 はい。私自身、過去を振り返ったとき、いろいろなことにとらわれていたと感じるからです。例えば改革当初、先代社長である父とかなり激しく衝突しました。自分なりに譲れないものがあったからですが、今思えばやはり、何かにとらわれていたからだと思います。
ただ、「素直」になるのは、なかなか難しいですよね。

佐藤 ええ、私もまだまだ全然です。幸之助自身、50歳を過ぎてPHPの運動を始めてから素直な心の大切さに気づき、80歳を越えても「素直になれない」と言っていたくらいです。
では、どうすればいいかというと、「素直な心になりたい」と毎日思い続けるほかないと思います。幸之助がよく言っていたのが、「朝あしたに発意、昼に実行、夕べに反省」。毎日、自分がやったことは素直な心に基づいていたかを反省し、翌朝再び「素直な心になろう」と考える。その繰り返しだと思います。

岡 私自身、窮地に陥って初めて素直な心の大事さに気づきました。だからこそ、社員にはもっと早く理解してもらいたいと思っています。ただ、素直さの重要性を伝えるのはなかなか難しいですね。

佐藤 これも結局は、繰り返し伝えていくしかないのではないでしょうか。そのうち何かの拍子に自分がとらわれていたことを自覚し、「あ、これが幸之助が言っていた素直な心か」と気づく。人間、言われ続けたことは頭のどこかに残っているものです。

岡 確かに私も松下幸之助さんの本を若い頃に読み、そのときももちろん感銘を受けましたが、その後、実践を積み重ねる中で「あそこに書いてあったのはこういうことだったのか」と気づくことがたくさんあります。
 

「100年続く土台」を今から築いておくために

佐藤 最後に、今後、どんな会社にしていきたいかというビジョンをお聞かせください。

岡 弊社は今44期目で、数年後に創業50年を迎えます。それまでに、次の100年に向けて会社を継続させていくための土台作りをしたいと考えています。
100年後には、もちろん私はいませんから、いわば誰が社長になっても発展し続けることができるような企業にすることが、私の役割だと思っています。

佐藤 今日はお話をうかがって、理念を軸に置いて経営することの重要性を改めて痛感しました。ぜひ、世の中の役に立ち続け、100年以上存続する企業として活躍し続けていただきたいと思います。本日はありがとうございました。

岡 こちらこそ、ありがとうございました。

株式会社オカフーズ
1975年創業。東京都・築地に本社を置く。製法特許を持つ「骨取り切身百選Plus 」シリーズ、高齢者でも魚を美味しく食べられる「ふんわり築地グリル亭」など数々の人気商品を持つ。


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