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あなたの部屋を「究極の寝室」に!本当に疲れが取れる睡眠のコツ

2019年06月21日 公開

金光容徳(早稲田ハウス株式会社社長)

寝室は“空気、置く物、光”にこだわる

私が長年、寝室の環境づくりに携わってきて、特に大切だと思うのが次の3つです。

(1)空気がきれいなこと

(2)寝室に不要なものがないこと

(3)自然な外光が入ること

この中で一番重要なのが(1)です。なぜなら大人は睡眠8時間の間に2Lのペットボトルおよそ1800本分(2880L〜4320L)もの大量の空気を吸い込み、吐き出しているからです。当然、ホコリ、カビが含まれた空気をひと晩吸っていたら体にいいわけがありません。

特に私が懸念しているのが化学物質の影響です。そのため、寝室の内装にはホルムアルデヒドなどの有害な物質を含まない自然素材をおすすめしたいところです。

空気というと、空気清浄機を使えばいいと考える方が多いのですが、寝室での使用は避けましょう。特に床に置くタイプは床のほこりやチリを空気中に舞わせやすく、それを寝ているうちに吸ってしまう危険性があるからです。

 

寝る前に「家具に布をかける」のがお勧め

続いて(2)です。人間の脳は非常に敏感で、視覚からの情報だけで無意識に色々な働きをしてしまいます。テレビを見たり本を読まなかったりしたとしても、部屋にテレビや本棚が置いてあるだけで脳が刺激されてしまうのです。そのため、寝室には睡眠に関するもの以外、置かないのがベストです。

「寝室にはベッドだけ」が理想ですが、難しい場合は寝る時に家具に白い布をかけて余計なものが目に入らないようにしたり、置いてあるものを片づけたりして対応しましょう。大事なのは、脳の刺激になるようなものをなるべく減らすことです。

そして、布をかけたり片づけたりした後、歯を磨く、ベッドに入るというように、眠るまでの行動を毎日パターン化して、先述した「入眠儀式」にしてしまうのがおすすめです。

最後に3ですが、寝る前に明るい光を浴びると、ノンレム睡眠の時間を短くしてしまうので、寝室に強い光は不要です。

だからといって真っ暗ならよいわけではありません。眠りに入る時は月明かり程度の明るさが最もリラックスできます。そして、朝は窓ガラス越しでも太陽の光を浴びられることが大切です。これは人間の体は太陽の光を浴びてから14時間後にメラトニンが分泌され、眠くなるようにできているからです。

こうした朝、夜の条件をクリアするために、寝室には外の光がうっすら入る程度のカーテンを使いましょう。

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