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売上げを10倍に伸ばす「儲かる」整理整頓術

2019年10月09日 公開

小山昇(株式会社武蔵野社長)

 

収納せずに定位置管理ですぐ使えるように

「整理」とはすなわち、捨てることです。要否を判断して、いらないモノを手放していく。これが意外と難しいのです。

「なんとなく」「いつか役立つかも」といつまでも手元に残しているモノがいかに多いことか。これは実は日頃の業務や働き方にも共通しています。

整理のコツは、収納しないことです。引き出しや戸棚などにしまい込まれると、ムダが見えなくなってしまいます。デスクの上から中身までモノを全部出して、今の仕事に必要でないものは捨てる。それであとから困ることはありません。

余計なモノを捨てたら、次のステップは「整頓」です。モノの使い勝手や使用頻度に合わせて、「定位置管理」を徹底させます。

仕事で使うアイテムは収納せず、「置く」「立てる」「吊るす」のいずれかの方法で、一つの動作でサッと使えるようにします。

整理整頓で大切なのは「何を捨て、どう配置するか」の基準を作ることです。この基準は絶対的基準ではありません。業務内容の変化やメンバーに合わせて変わる相対的基準で、PDCAを回しながら進化させていくことが重要です。

「たかが、モノの置き場所で」と思うかもしれません。しかし、人間は「面倒くさいことにすぐ慣れてしまう」生き物です。なおかつ「慣れた方法を変えるぐらいならば、非効率に甘んじる」傾向にあることも忘れてはいけません。

仕事のムダは、すべてそこから生まれています。業務プロセスのムダに気づく力を養い、すぐ修正する行動力を身につけるのが整理整頓なのです。

整理整頓こそが、「儲かる会社」「成果を上げる社員」を作る。私はそう考え、社長就任以来、整理整頓を徹底してきました。

その結果、18期連続で増収し続け、売上高は7億円から75億円にまで成長したのです。

 

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著者紹介

小山 昇(こやま・のぼる)

〔株〕武蔵野社長

1948年、山梨県生まれ。東京経済大学卒業後、77年に㈱ベリーを設立、代表取締役となる。89年、㈱武蔵野の代表取締役に就任。同社は2000年と10年の2度にわたって「日本経営品質賞」を受賞する。全国の経営者で作る「経営研究会」を主催、年間240回以上のセミナーを行なう。講演、ラジオでも活躍。著書に『人材戦略がすべてを解決する』(KADOKAWA )など多数。

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