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真似するだけで効果絶大! 忙しい男性のための「ビジネスコーデ」実践例

2019年11月05日 公開
2023年02月24日 更新

森井良行(スタイリスト)

特に男性のビジネスパーソンには、おしゃれに無頓着な人が多い。しかし、外見が与える印象がよくなければ、せっかく中味がよくても、仕事の成果が思うように上がらない。4,500人を超えるビジネスパーソンの買い物に同行してきたスタイリストの森井良行氏に、具体的なビジネスコーデの例を教えてもらった。《イラスト:片倉航》

※本稿は、森井良行著『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。

 

クレームを丸く収めたいなら「水色のネクタイ」!―外資系ホテルの総支配人風

仕事で人間関係のトラブルが起きたときは、水色の力を借りましょう。

水色は、色彩心理学で「人を落ち着かせる効果が高い色」だとされています。

クレーム対応の場面で水色のアイテムを活用すれば、相手のイライラを緩和させることができるかもしれません。

相手の視界に入りやすいネクタイを水色にし、色の効果を高めるために、柄は無地で、素材は艶のあるシルクで表情を持たせましょう。

ダークネイビースーツを合わせることで、全体のフォルムが引き締まり、ビシッとした礼儀正しさも加わります。

 

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大勢の前で話すときは「ベージュ色のジャケット」!―プロのセミナー講師風 >

著者紹介

森井良行(もりい・よしゆき)

スタイリスト/〔一社〕服のコンサルタント協会代表

日本大学卒業後、一般企業を経て、2007年にスタイリストとして独立。のちに、〔一社〕服のコンサルタント協会代表理事に就任。
「外見とは、いちばん外側にある内面。外見を磨くことは、内面のよさを伝える第一歩」をモットーに、これまで4500人を超えるビジネスマンの買い物に同行する。現在ではユニクロからエルメスまでを上手に活かす「着こなしのメソッド」を構築。そのメソッドは、服が与える印象を言語化し、カジュアルとスーツの間に位置する大人のよそ行き「エレガントカジュアル(通称エレカジ)」をコーディネートに取り入れることを特徴としている。
また、東洋経済オンラインで連載、All Aboutメンズファッションガイドを務める。自身も学生時代に服やおしゃれに悩んでいたからこそ書けるユーザー目線の記事が評判となる。
著書に『毎朝、迷わない! ユニクロ&ツープライススーツの上手な使い方』(WAVE出版)、『男の服選びがわかる本』(池田書店)などがある。

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