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「ながら運転」への罰則強化で 脚光を浴びる大画面・ストラーダの卓越性

2020年01月09日 公開

高山正寛(自動車ジャーナリスト)

スマホのアプリでは意外なデメリットが!?

昨年12月に施行された道路交通法の改正内容は、昨今事故件数が増加している「ながら運転」に対して厳しい罰則を科すものだ。そうなるとスマートフォンをカーナビとして使う場合は注意が必要だと、ITS EVANGELIST(カーナビ伝道師)であり自動車ジャーナリストの高山正寛氏。改めて脚光を浴びる大画面カーナビ「ストラーダ」の優位性と共に、安全運転をどう実現するかレポートする。

 

「ながら運転」が厳罰化!一発免停の可能性も

道路交通における時代の変化や最新の情勢を鑑みて改正される「道路交通法(略称:道交法)」だが、令和元年12月1日に施行された法律はまさに時代に即した改正内容で、話題になっている。

今回の改正では大きく五つの規定が追加または変更されているが、その中で最も大きなものが『携帯電話使用等対策の推進を図るための規定の整備』だ。これは近年における携帯電話、特にスマートフォンの普及に伴い、交通事故件数が増加していることを受け、その防止のために罰則を強化したものである。

実際、警察庁のデータなどからも携帯電話等の使用による交通事故は増加傾向にあり、平成25年の2038件に対し、平成30年中は2790件と約1.4倍に増加している。

いわゆる「ながら運転」に対する罰則強化だが、特に今回は違反点数、反則金とも大幅に引き上げられた。運転中に携帯電話などを使い通話や画面を注視することを「携帯電話使用等(保持)」と呼ぶが、単純に保持した状態でも違反点数は改正前が1点だったのに対し、改正後は3点。さらにこれにより事故を起こした場合は従来の2点から6点に引き上げられる。つまり『一発免停』になってしまうわけだ。もちろん反則金も大きく上昇するが、罰則自体も上記の事故を起こした場合、改正前の「3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金」から、改正後は「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」となる。

 

カーナビアプリでは危険な運転になりがち

こうなると非常に厳しい立ち位置に追い込まれるのが、昨今人気のスマートフォン向けの「カーナビアプリ」である。その導入のしやすさや利便性の高さで人気だが、新しい法律の下では元々触れる頻度が高いスマホにプラスするような格好でナビアプリは画面にタッチする機会が増える。

もちろんUI(ユーザーインターフェース)の改善を行なっているアプリも存在するが、元々の画面が小さいがゆえにミスタッチを引き起こしやすくなる。同時に注視時間も延びる可能性も高くなる。注視時間はおよそ2秒以上が違反対象となるが時速60kmの場合、クルマは約33mも進み危険は増す。それでは罰則強化された道交法に対し、ドライバーはどのように対応していけば良いのだろうか。基本的にはまずドライバーの安全運転に対する意識改革が前提だが、目的地まで確実かつ安全に到着するためのナビ機能は現代において必須と言える機能である点は否定できない。そこでまず用意すべきは「カーナビ専用機」である。

前述したようにスマホナビアプリは画面サイズが小さい。それならばタブレットを取り付ければいいだろう、という意見も聞こえてくる。しかし、タブレットはスマホ以上にクルマへの取り付けハードルが高く、性能はスマホと同じ。つまり、動作レスポンスやUIの面ではクルマの中で使用する点では専用機には敵わない。

さらに言えば、万が一の事故の際、衝撃でタブレットが外れ、乗員に飛んできた場合のリスクもある。その点、カーナビ専用機は車両のインパネにしっかり取り付けられており、そのような問題は発生しない。

そして、運転中に瞬時に目的地までの経路を把握するためには現在のカーナビトレンドである「大画面化」が必要となる。これまでクルマのインパネに装着されてきたAV一体型ナビの画面サイズは7型が基本だったのに対し、昨今では9型や10型といった画面を自動車メーカーが工場で組み込むメーカー(ライン)オプションで設定している。

 

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著者紹介

高山正寛(たかやま・せいかん)

自動車ジャーナリスト

1959年生まれ。自動車専門誌で20年以上にわたり新車記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム関連のビジネスにも関わる。ITS EVANGELIST(カーナビ伝道師)として昨今の先進安全技術から携帯電話/PC/家電までデジタルガジェットに精通、そして自動車評論家としての顔も持つ。リクルート出身ということもあり、自動車をマーケティングや組織、人材面などから捉えるなど独自の取材スタンスを取り続けている。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。2018-2019日本カーオブザイヤー選考委員も務める。

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