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部下が本音で話せなくなる原因とは? 「1on1ミーティング」の意外な落とし穴



2020年11月12日 公開

世古詞一(サーバントコーチ代表取締役)

 

「器の大きな上司」へと上司自身も成長できる

傾聴と並んで不可欠な「承認」については「いつも皆の気づかないことに気づいてるよね」「難所を乗り切ったね」などと、事実をそのまま認めて伝えましょう。

「私はあなたをちゃんと見ている」ということが伝われば、部下のモチベーションが大いに上がります。ところが、上司の多くは承認も苦手です。普段の役割が「問題解決」なので、うまくいっていない部分にばかり目が行くのです。

増して、自分より経験の浅い部下が相手では、問題だらけにしか見えないでしょう。そこを抜け出すコツは部下の変化に着目すること。継続的に観察していれば、以前はできなかったことができるようになったポイントが必ず見えてきます。

また、承認ポイントを見つけられても、それを本人に伝えるのが下手な上司も大勢います。特に男性の上司は、承認の言葉をかけることに照れを覚える人が多いようです。しかし、伝えなければ、承認していないのと同じです。

中には、「寡黙な上司だけど、ああ見えて、意外と認めてくれているんだよね」と思ってくれる察しの良い部下もいますが、そんな部下ばかりではありません。

様々なタイプの部下と信頼関係を築ける、器の大きな上司になるためには、承認を言葉で伝えることが不可欠。今後、ダイバーシティが進む中、その重要性はますます高くなります。1on1を通じて、部下の可能性を引き出すだけでなく、上司自身も成長していきましょう。



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