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“ブラック企業”に勤めて痛感…SNSで話題の料理家が語る「時短料理の有り難み」



2020年11月11日 公開

ジョーさん。(料理研究家)

料理家・ジョーさん。

コロナ禍で自炊を始めたものの、クタクタ状態で手の込んだ料理や、時間のかかる料理は正直めんどうくさい・・・・・・。そんな人でも、コンビニの食材を組み合わせるだけで十分美味しい料理はつくれると主張するのは、Twitterフォロワー25万人超えのバズる料理研究家「ジョーさん。」。

ブラック企業に勤めていた経験もあるジョーさん。に料理のハードルを下げるアドバイスをうかがうとともに、新刊『ジョーさん。の神速うまレシピ』(PHPビジネス新書)よりお勧めのレシピを紹介してもらった。(写真:鈴木正美(studio orange)

本稿は、『THE21』2020年12月号の内容を一部抜粋・編集したものです。

 

疲労困憊のなかで浮かんだ「具材を乗っけるだけ」レシピ

毎日仕事で忙しい中、「料理をするのはめんどうだ」という気持ちもよくわかります。そうした人たちに向け、私は「ラクに作れておいしい料理」のレシピを開発し、SNSで発信しています。先日発刊した書籍『ジョーさん。の神速うまレシピ』もまさに、そうしたレシピを1冊にまとめたものです

実は私が「ラクに作れておいしい」レシピを開発するに至ったのには、きっかけがあります。私は子供の頃から料理が好きだったのですが、就職した会社がいわゆる「ブラック」で、日々ハードワークの連続。料理をする時間もなければ気力も湧かない、という状況に陥ってしまったのです。

ただ、このままでは不健康だし、おいしいものを食べないと気力も復活しません。そこで、あまり時間や手間をかけずにすむレシピを考えるようになったのです。

具体的には「具材を乗っけるだけ」とか、「コンビニの食材を組み合わせるだけ」といったものです。ただ、そんなちょっとした工夫をするだけで、食事は見違えるほどおいしくなるのです。

例えば、コンビニでキムチとさきいかを買って、ごま油であえてみてください。韓国料理店で出されるような本格的なおつまみの完成です(※本記事の最後にレシピを紹介します)。

結局、私はその会社を辞めることになりましたが、今こうして「ラクに作れておいしい」レシピを公開し多くの方に喜んでもらえているのは、当時の経験があったからこそかもしれません。

 

料理は「作業」ではない!

そもそも、料理は本来、とても楽しいものですし、ラクできるところはラクをしてもいいのです。ただ、とりわけ主婦の方の中には、「料理は手抜きをしてはいけない」という義務感にとらわれてしまっている人が多いように思います。

料理が「作業」になってしまっては苦しいだけです。私が「ラクに作れておいしい」レシピをSNSで公開すると、「それでいいんですね」と安心されたり、「ラクしていいんだと勇気づけられました」とおっしゃられたりするフォロワーの方は非常に多いです。

特に電子レンジに対する抵抗感を持つ人は多いようですが、電子レンジはまさに、料理の救世主です。手間がかかるチャーシューも、レンジを使えば短時間でしっかり味の染み込んだものが作れます。パスタだってゆでることができます。

むしろ、料理で大事なのは「顧客目線」です。誰にどのように喜んでもらいたいのか。意味のない手間をかけるより、それを考えることのほうがよほど大事です。

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