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実力はあるのに、役員に嫌われ…出世の道が絶たれた50代管理職の「大逆転劇」



2020年11月11日 公開

前川孝雄(FeelWorks代表取締役)

出生の道が絶たれた50代
※画像はイメージです

社内での評価もさほど高くない自分が、独立したってうまくいくわけがない……。そう思っている会社員が大半だ。しかし、ミドルの転職・独立事情に詳しい前川孝雄氏は、「会社内で高い評価を得られなかった人が、社外に飛び出して成功するケースは少なくない」という。

※本稿は、前川孝雄『50歳からの幸せな独立戦略』(PHPビジネス新書)の一部を再編集したものです。

 

社内でも評価されていないのに、独立なんてとても無理!?

今は企業のミドルにとっては不遇の時代です。

もはや会社は終身雇用を保証してはくれず、出世コースから外れてしまい給与も下がり、いつ早期退職勧奨をされるかとビクビクしながら過ごしている人もいるでしょう。会社から露骨にお荷物扱いされている人、年下上司の下でストレスを溜め込んでいる人も少なくありません。

このような状況に追い込まれると、瞬間的に「いっそのこと独立でもしてしまおうか」という思いに駆られることはきっと誰にもあるはずです。
その一方で、企業にいるからこその強いブレーキもかかります

「会社内での評価もさほど高くなく、出世レースに残ってもいないような自分が、独立したってうまくいくわけがない」

そんな思いに囚われてしまうのです。

 

「会社内での評価=自分の本当の実力」とは限らない

もちろん、コアとなる仕事のスキルが低く、そのせいで社内の評価が低いのなら、独立して成功する確率も低いと言えるかもしれません。

しかし、企業における人事評価というものは、必ずしもその人のコアとなる能力・スキルに対する評価をそのまま反映しているとは限りません。むしろそれ以外の要素が大きく関係してくるものです。

例えば、ジョブローテーションで自分が本来得意とする仕事に就けていないケースもあるでしょうし、プレイヤーとして優秀ながらマネジメントは苦手な人がチームとして結果を出せなければ、それで評価が下がってしまうこともあります。上司との関係がうまくいっていなければ、それがマイナス評価になることもあるでしょう。

ところが、会社の中で生きていると、このように自分を広い視野で客観視できず、会社から受ける評価を絶対的な自分の評価であるかのように受け止めてしまいがちです。

本来、反りが合わない上司からの評価が低かったとしても、それは「会社という場における一面的な評価」「この上司だからこその一面的な評価」「仕事上の話であり、自分の人格とは関係のないもの」と割り切ればいい話です。

しかし会社・上司からの評価が昇進に響き、同期や後輩に先を越されるような事態になると、次第に自分の本質的な能力・スキルが劣っているように感じられるようになり、人格すらも否定されたように錯覚し、自信も失われていきます。

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役員になれなかったことで、気力をうしなってしまったAさん >



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