佐々木俊尚 ヴァーチャルの進化が企業にもたらす変革とは

「VR」は我々の仕事や生活にどんな影響を与えうるのか。テクノロジーについて豊富な知見を持つ作家・ジャーナリストの佐々木俊尚氏にうかがった。
2020年12月14日 公開
日々「やるべきこと」に追われているだけでは「何でこんなことをしているんだろう?」と疑問を持つ瞬間があるはず。
自分がしたいことや理想の将来像に向けて、前進している実感があってこそ、充実感を得られるはずだ。「朝活」の専門家・池田千恵氏に、そのための「モーニングルーティン」を教えてもらった。(取材・構成:林 加愛)
※本稿は『THE21』2020年12月号より一部抜粋・編集したものです。
毎日忙しく働いているのに、充実感が得られない。次々と仕事をこなしているのに、成長の実感がない――。そんな不完全燃焼感を抱くビジネスパーソンは少なくありません。
それは、目の前のタスク=「Have to」に追われて、したいことや好きなこと、自己実現にかかわることなど、「Want」を犠牲にしているからです。
人はたいてい、「しなければならないこと」を先にやり、余った時間で「したいこと」をしようとします。しかし、そう考えていては、余った時間などできません。
実際、新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増え、通勤時間の往復分の余裕ができたはずなのに、したいことをできるようになっていないという人は多いでしょう。
必要なのは、優先順位のつけ方を変えることです。そこでお勧めしたいのが、毎朝、これまでよりも1時間早く起きて、今の状況とこの先の自分について考える時間を取る「モーニングルーティン」です。
なぜ、考える時間を朝に取るのがいいのか。まず、朝は1日のうちで最もコントロールしやすい時間だからです。電話やメールが来たり、急用が入ったりすることがなく、自分のことに専念できます。
加えて、脳が働きやすい時間でもあります。精神科医の西多昌規先生にお聞きしたのですが、朝の脳は「飽きない脳」なのだそうです。
夜の脳には1日の出来事がいっぱい書き込まれているのに対し、目覚めたばかりの脳はまっさら。この状態で物事を考えると、クリエイティブな発想が広がりやすいということです。
「モーニングルーティン」をするのは、朝と言っても、早朝である必要はありません。始業前の1時間を使ってください。場所も、自室でも、オフィスでも、近くのカフェでも、どこでも構いません。落ち着いて考えられる環境で、始業前の1時間を過ごしましょう。
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「VR」は我々の仕事や生活にどんな影響を与えうるのか。テクノロジーについて豊富な知見を持つ作家・ジャーナリストの佐々木俊尚氏にうかがった。
ヴァーチャルないしデジタルは、ウィズコロナの社会に欠かせないものとなっています。その発展はますます、ビジネスの可能性を広げることでしょう。
2020年はまさに「コロナ」に振り回された年だった。多くの企業が危機に陥り、厳しい状況は今も続いている。だが、経営コンサルタントとして数多くの企業を指導している小宮一慶氏によれば、この厳しい状況を飛躍のバネとしている企業も多いという。
「仲がいい企業と協力した」ことを示すコラボは、ブランドの新たな価値になる
商人には好況不況はない、何(いず)れにしても儲けねばならぬ。松下幸之助はに危機をいかにして克服してきたのか。
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