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東大卒片づけコンサルタントが「カメラでデスクを撮影する」理由



2021年01月25日 公開

米田まりな(東大卒片づけコンサルタント)

米田まりな

コロナ禍で急速に普及した在宅ワーク。しかし、自宅に書斎がある人はわずか。「仕事をする環境」ができておらず、かえって集中できないという声もある。

つい、マンガを読んでしまったり、スマホをいじったりという人も多いはず。『集中できないのは、部屋のせい。』を上梓した東大卒の片づけコンサルタント・米田まりな氏によれば、集中できる部屋作りのために大事なのは「システム化」だという。

そこで、本稿では、「集中できる部屋作り」のための科学的根拠にもとづくロジカルな整理術を紹介する。(取材・構成:内埜さくら)

※本稿は、『THE21』2021年2月号の内容を編集したものです。

 

仕事に集中できないのは、部屋が散らかっているから

コロナ禍で多くの企業が在宅勤務を推奨するようになり、ビジネスパーソンの間で「自宅を効率良く片づけたい」という需要が高まっています。

部屋が雑然としていると、仕事に集中できないからです。

集中できないワークスペースには、一つ、大きな特徴があります。「今日の仕事に必要ではないモノ」が、視界に入ってしまうのです。

例えば、ビジネス書をデスク上に何冊も並べていたり、何日も使っていない書類や文房具が無造作に置かれたままになっていたり、といった状態です。

本人にとっては見慣れている光景ですが、仕事以外にしなければいけない事柄が目につくと集中力が散漫になり、作業効率が著しく低下します。

デスクの上に散らかったモノは、残タスクの温床なのです。

 

部屋の写真をカメラで撮影して見えるもの

「仕事に集中できる環境がほしい!」というビジネスパーソンが効率的に片づけをするにはどういったことを意識すればいいのでしょうか。

ポイントが4つあります。

1つ目は、最初に部屋の写真撮影をすること。デスク上と、書類などを保管しているデスク周りをスマートフォンのカメラなどで撮ってみましょう。

このとき、アイテムが1点ごとに見える程度の距離で撮ってください。引き出しや戸は、開けた状態で撮影します。

なぜ撮影するかというと、写真を通してディテールを眺めることで、「今」必要なモノか否かを客観視することができるからです。

この「客観視」というのがとても重要です。

部屋の写真を撮影して、下記のチェックリストをチェックしてみてください。3つ当てはまったら要注意。後述の2~4つ目のポイントをもとに片づけに取り組んでみることをお勧めします。

□行動を妨げるモノがある (どかさないと通れない・他のモノが取れない等)
□毎日使うモノを取り出すのに、2アクション以上必要となる(扉を開ける、ケースを引き出す、等をそれぞれ1アクションと数える)
□定位置がなく、出しっ放しになっているモノがある
□頻繁に使うモノよりも、滅多に使わないモノが手前に置いてある
□今月一度も使っていないモノが写っている
□その場所では使わないモノが置いてある

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"鉄板フロー"に沿って片づける >



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