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意外とビジネスチャンスにあふれるモロッコ

2021年02月09日 公開
2023年03月10日 更新

<連載>世界の「残念な」ビジネスマンたち(59)石澤義裕(デザイナー)

エッサウィラに観光ブームが?

一攫千金は狙っていないというのに、儲かりそうでワクワクしてきました。

となると、不動産を買いたくなのが人情というものです。

というのはですね、いい話があるのです。

トランプが去年、イスラエルとモロッコの国交を復活させました。

これはボクには関係のない話だと思っていたのですが、さにあらず。

パレスチナ問題が起きた昔、モロッコに住んでいたユダヤ教徒がイスラエルに引越していたのです。

今回の国交正常化にともない、彼らの子孫がルーツ探しにモロッコ旅行が流行るという噂です。

しかも大きなシナゴーグがあった、ここエッサウィラが観光の目玉です。

そして3年後、世界的に有名なフランス系の某巨大リゾートがオープンします。

さらに付け加えるなら、モロッコの王様が、ここはたいへん素晴らしい町である。しからばもう少し綺麗にせよと、予算をつけてくれました。

数年後には、確実にインバウンド到来です。

 

今がチャンスです!

さっそく、メディナ(旧市街)で古民家を探します。

見つけ出したのは15坪の廃墟。4階建てにリノベーションするとおよそ180平米。

屋根も床もありませんが、ビーチ沿いという最高のロケーションで、850万円です。

モロッコ

隣の家のベランダから撮影したら、この景色です。

欲しい!

ハンドメイドで古民家再生って、楽しいだろうなあ。

なんてことを妄想していると、1年はあっという間です。

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