松下幸之助が創刊した雑誌が、いま、職場で読まれている理由

『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
2021年02月19日 公開
いまだ収束が見えないコロナ禍の中、「このままではまずい」と思いつつ「でも動けていない…」という人は多いはず。その一方で、先が読めない中でも、素早く行動を起こし、着実に前に進んでいる人もいる。その差はどこにあるのか?はたまた、どうすれば「すぐ動ける人」になれるのか?
※本稿は、大平信孝『「すぐ動ける人」の週1ノート術』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。
行動力がある人、すぐ動くことが自然にできる人というのが、あなたの周りにも一人や二人はいるのではないでしょうか。そういう人を見て、「憧れるけれど、自分はとてもああはなれない……」とあきらめていませんか。
私は目標実現の専門家として、1万5000人以上の方々の夢や目標の加速実現をサポートしてきました。その中には、オリンピック出場選手、トップモデルやアーティスト、次世代を担う起業家、ベストセラー作家の方などがいます。
そうした方々をサポートしてきて驚いたことがあります。というのも、行動する秘訣が、ずば抜けた精神力やモチベーションにはなかったからです。多くの方が、私たちと同じように悩んだり不安になったり、ときにはやる気が出なくて戸惑ったりしていたのです。
ただ1つだけ違っていたこと、それこそが「仮決め・仮行動」と「軌道修正」をする習慣があるかどうかでした。これは、先ほども述べたように、誰でも知っていればできることです。つまり、行動力がある人とない人の差というのは、ちょっとした違いなのです。
・考えてばかり、愚痴ってばかり、言い訳ばかり
・解決策を知っているだけで満足して、何も行動していない
・行動不足が原因で、ずっと同じ問題や課題で悩んでいる
何を隠そう、これはかつての私自身です。私は35歳のときに、妻から「軸なし!」と一喝されたことがきっかけで目が覚め、その後メンタルコーチという天職にたどり着くこともできました。
しかしそれ以前の私は、このまま会社員としてやっていけるのか、生活費を稼いでいけるのか、いつも不安でした。会社の求める成果を出し続けられずに、クビになったらどうしよう……。
もしクビになったら、私のようなスキルも経験も意欲も中途半端な人間は、どの会社からも雇ってもらえないかもしれない……。
そういう不安はあるのに、なかなか動けない。どうでもいいことはできるのに、自分の人生にとってインパクトがありそうな重要なことに向き合えない。なんとか行動にうつせたとしても、その場しのぎでなんとかごまかしているだけといった状態で、行動が積み上がっていかず、成果は出ませんでした。
それでいて、いつも外ではいい顔をしていたので、たいしたことはしていないのに家ではぐったり疲れている……といった状態でした。
変わりたいのに変われずにもがいていたときの私は、意識はしていなかったものの「一発大逆転」を狙っていました。
浪人して補欠合格でなんとか大学に入ったものの、授業についていけず、就職活動にも失敗してしまいました。社会人になった後も、職を転々としていたので、これといったスキルも経験も身についておらず、人脈も広がりませんでした。
当時の私は焦っていました。どう考えても、同級生や同期に比べて、すべてにおいて出遅れていたし、劣っていると感じていたからです。だから、大きなことをしないといけない。何かすごいことを思いついて、すごいことをしないとみんなに追いつけないし、置いていかれてしまうと思い込んでいました。
『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
江戸に鯖縞模様の三毛猫が一番いばっている長屋があった。この長屋が舞台の「鯖猫長屋ふしぎ草紙」シリーズが時代小説ファン、猫好きの心をもわしづかみにしている。著者の田牧さんに物語誕生秘話を語っていただいた。
あまたいる戦国武将のなかから、各都道府県で一人ずつを選び、短編小説に。くじ引きの結果、第17回は滋賀県! 執筆は、いま最も勢いのある若手歴史小説家・今村翔吾先生です。
創業経営者にはいくつかの曲がり角があるといわれます。そんなときに経営者がとるべき対処法とは?
映画『罪の声』が今年10月30日(金)より公開される。物語の舞台は1984年の日本、劇場型犯罪が列島を震撼させていた。本作で主人公の新聞記者・阿久津を演じた小栗旬さんに、コロナ禍で感じたマスメディアの在り方や役者としての矜持について聞いた。
『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
江戸に鯖縞模様の三毛猫が一番いばっている長屋があった。この長屋が舞台の「鯖猫長屋ふしぎ草紙」シリーズが時代小説ファン、猫好きの心をもわしづかみにしている。著者の田牧さんに物語誕生秘話を語っていただいた。
あまたいる戦国武将のなかから、各都道府県で一人ずつを選び、短編小説に。くじ引きの結果、第17回は滋賀県! 執筆は、いま最も勢いのある若手歴史小説家・今村翔吾先生です。
創業経営者にはいくつかの曲がり角があるといわれます。そんなときに経営者がとるべき対処法とは?
映画『罪の声』が今年10月30日(金)より公開される。物語の舞台は1984年の日本、劇場型犯罪が列島を震撼させていた。本作で主人公の新聞記者・阿久津を演じた小栗旬さんに、コロナ禍で感じたマスメディアの在り方や役者としての矜持について聞いた。