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“コンテンツづくり”に悩む人が、「ラジオCM」に耳を澄ますべき理由



2021年03月04日 公開

鎮目博道(映像プロデューサー)

鎮目博道氏

報道記者や番組プロデューサー、ABEMAの立ち上げなどを経験したのちにテレビ朝日を辞めて独立し、現在は番組やその他の動画を制作する他、ライターや大学の先生もしている鎮目博道氏。

「私は天才ではなかった」と言う鎮目氏が、その経験を通して得た「どんなジャンルの動画でも面白く作るコツ」の一端を教えてもらった。

※本稿は、鎮目博道著『「動画制作」プロの仕掛け52』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。

 

まずは「構成を意識する」ことから

構成は、どのコンテンツにもあるものです。言ってみればコンテンツの設計図のようなものなので、構成がよく考えられていないとコンテンツの形がいろいろといびつになってしまい、問題が起きてしまいがちですから、コンテンツを作るにあたっては、きちんと構成を立てられるようになりたいものです。

しかし、構成について「めんどうくさい」こととして、フツーにコンテンツを見ていると、構成がどうなっているのかわからないことがあります。

別に、建物の設計がどうなっているのかを意識しなくても建物は使えますよね?それと同じように、コンテンツの構成がどうなっているかを意識しなくても、コンテンツを楽しむことはできるのです。

つまり、構成はあくまで「コンテンツ制作者にとって必須」なものであって、「コンテンツ利用者」には必要がないものなのです。だからあなたがもしこれまでコンテンツ利用者だったとしたら、構成は無縁なものですね。

ですから、あなたがコンテンツ利用者からコンテンツ制作者へとその第一歩を踏み出すためには、まずは「構成というものの存在をきちんと意識する」ことから練習を始めなければいけません。それがコンテンツ制作者の「基本のキ」になるわけです。

では「構成を意識する」練習をするにはどのようにすれば良いのでしょうか。これは、いろいろなやり方があると思います。なぜなら、先ほども書いたように、構成はどんなコンテンツにも必ずあるものだからです。

つまりどんなコンテンツに触れる時でも、構成を意識する練習をすることはできます。あなたが好きなコンテンツで練習すればいい、ということになりますが、最初からいきなりだとハードルが高いものもあります。

例えば、いくらテレビドラマが好きだからといっても、全11話くらいある連続ドラマの構成がどうなっているのかを考えながらドラマを見るのは、もしあなたがコンテンツ制作の初心者だとしたらかなり辛いです。構成自体がかなり複雑で、長いですから。

そういう意味で、私がオススメしたいのが「ラジオCM」です。構成の存在を意識して、「ああなるほど構成とはこういうものなんだな」と理解するには、ラジオCMぐらいがちょうど良いのではないかと思います。

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