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なぜ「SNSで自分語りばかりの人」は嫌われるのか?

2021年05月14日 公開

徳力基彦(noteプロデューサー・ブロガー)

 

意中の人とつながれる「ひと手間」

SNSは「傾聴」と「リアクション」が大切だと述べましたが、さらにもうひと手間かけると、より一層、社外のネットワークを築けるようになります。そのひと手間とは、「双方向でつながりたい意中の人に対する言及を増やすこと」。

その人のセミナーに参加してレポートを書いたり、書籍を読んで書評を書いたりして、自分のnoteやブログに載せるのです。そのリンク先をSNSに投稿すると、意中の人が見てくれることがあります。

そこから発展して、双方向にフォローし合うようになり、リアルでもつながるということがあるのです。その実例が、私です。ブログを始めた当時、私は『ウェブ進化論』の著者であるIT企業経営コンサルタントの梅田望夫さんを尊敬していて、あれこれディスカッションができればと思っていました。

そこで、まったく面識はなかったのですが、梅田さんのブログの記事を読んでコメントしたり、自分のブログで梅田さんが取り上げたテーマについて自分の意見を書いたりしていたのです。

その後、梅田さんのオフラインミーティングに参加し、思い切って話しかけたところ、梅田さんが私のことを知っていたのです。さらに、そのミーティングで、隣の席に座っていた人と名刺交換をしたら、「ブログ読んだことあります!」と言われ、仲良くなりました。

有名な人も、自分のことについて発信している投稿が気になりますし、それが好意的なものなら嬉しいものです。それが縁で、本来ならまったく接点がないような人と親しくなれることもある。これがSNSやブログなどで発信する一つの醍醐味と言えるでしょう。

 

避けるべき話題はあるのか?

実名アカウントを運用する上では、炎上しないコミュニケーションを心がける必要があります。冒頭で申し上げたように、過激なインフルエンサーのような発言をしなければ、そう炎上することはありませんが、そこまでいかなくても話さないほうがいいことはあります。

私は先輩に「政治、宗教、野球の話はしないほうが良い」と習いましたが、SNSでも政治や宗教の話は避けたほうが良いでしょう。当たり障りのないことを投稿したつもりでも、想定外の捉え方をされて、非難や批判を浴びることもあります。

そうしたときは、できるだけ丁寧な対応を心がけましょう。自分が悪いと思ったら素直に謝るべきですし、そうでないと思っても「誤解させる余地を与えたことは申し訳ありません」と伝えましょう。

「あなたには関係ない」などとケンカ腰で反論したりすると、事態を悪化させてしまい、過去の不適切な言動まで掘り起こされて、大炎上を招いてしまうことがあります。

SNSでのコミュニケーションは、相手の顔が見えないためか、言葉がキツくなりがちですが、それを見た第三者から悪い印象を持たれることもあります。オフラインと同様に、丁寧に接することを心がけましょう。

SNSで多様な人と交流をしていると、オンラインセミナーや注目のアプリなど新しい情報がたくさん入ってくるようになります。それらと出会ったら、食わず嫌いをしないで、どんどん試してみましょう。そうすれば、あなたの世界は飛躍的に広がっていくはずです。

 

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