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61歳でリストラに...レジ打ちから社長に転身した人が「肩書にとらわれない」理由

2021年11月18日 公開

薄井シンシア(LOF Hotel Management日本法人社長〈カントリーマネージャー〉)

 

50代・60代こそが「冒険の世代」である

条件をオーナーが受け入れ、私は今年5月に採用されました。

私の人生にはいくつもの転機がありましたが、中でも直近かつ最大のものが、この、62歳での日本法人社長就任です。

7月1日には「LOF HOTEL Shimbashi」が開業。今後、神田と秋葉原にも開業予定です。

経営者として私がやりたいことは明確です。

1つは、多様性の実現。このホテルでは、性別も年齢も学歴もライフスタイルも様々な社員が働いています。例えば、私がスカウトした20代の女性二人は、フィリピン人と日本人の両親を持ち、お弁当工場で働いていました。

日本語がつたないので日本企業は採用しませんが、英語はできるし、パソコンにも強い。専業主婦歴10年以上の女性も働いていますし、シングルマザーも積極採用しています。

もう1つは、環境への配慮。客室には、ペットボトルも、使い捨てのアメニティも置きません。プラスチックゴミが出るからです。

私は「多様性」や「脱プラ」をきれいごとで掲げているのではなく、真剣に実行しています。だから皆さんが「シングルマザーを応援したい」「脱プラを推進したい」と思うなら、このホテルを選んでほしい。それがアクションを起こすということです。

私は「陰ながら応援する」という言葉が嫌い。それって結局、何もやっていないでしょう?

人生も同じです。「将来や老後が不安だ」とモヤモヤ悩んでいる人は、何もアクションを起こしていない。50代や60代は、子供が独立して、身軽になれる世代です。私に言わせれば、「冒険の世代」ですよ。

過去の実績やプライドを守るのではなく、私のように常に攻めの姿勢でいれば、何歳になっても自分の可能性が開けるはずです。

 

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