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初めての不動産投資は「都心のワンルーム」がおすすめな理由

2022年08月04日 公開

午堂登紀雄((株)プレミアム・インベストメント&パートナーズ代表取締役)

 

東京23区のワンルームの供給不足が続く要因

都心部のマンション価格は、五輪後もコロナ禍以降も上昇を続けています。そのため、「今はバブルでは」「買うにしてももう少し待ってから」という人もいるかもしれません。

しかし、待っていればいずれ安くなるかと言えば、その可能性は高くないと考えています。特にワンルームマンションは、東京23区では新築する際に様々な規制が設けられています(自治体としては、単身者よりも多くの税収が見込めるファミリー層を増やしたいから)。

そのため新築供給が抑制されており、需要に供給が追いつかない状況が続いています。一方で、地方から都市に出てくる若い人は常に一定数います。結婚しない人も増えており、単身者が住むのはワンルームや1Kがメインでしょう。

こう考えていくと、都市部のワンルームマンションの価格は下がる要因がないのです。 昨今の急激な円安と物価高、また来年4月に日銀の黒田総裁の任期が切れることから、金利上昇リスクを指摘する声もあります。

ただ、誰が次の総裁になっても、日銀が政策金利を一気に引き上げるとは考えにくい。利上げは景気に水を差しますし、日銀自身が膨大に抱える国債の利払い費も増えるからです。

したがって、「もう少し様子を見てから」というのは意味がないかもしれません。とはいえ高値づかみはダメですから、周囲の物件価格や家賃相場を精査したうえで、「これならば」という物件が出てきたときには、素早く決断することも大切です。

そのためには、本を読んだり、体験者の話を聞いておくこと。不動産投資とひと口に言っても様々なスタイルがありますが、情報収集をしていれば自分に合ったスタイルが見えてきます。リスクに関しても「こういうことが起きる恐れがある」とわかっていれば、対策をあらかじめ講じておくことができます。

よく「転職は1回目が最も心理的ハードルが高く、1度経験すると次からはハードルが一気に下がる」と言われますが、不動産投資も同じ。特に返済が順調に進み、完済する経験をすると、見える景色が大きく変わります。皆さんにもその景色をぜひ味わってほしいと思います。

 

【午堂登紀雄(ごどう・ときお)】株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズ代表取締役。1971年、岡山県生まれ。 米国公認会計士(CPA)。 中央大学経済学部卒業。 会計事務所などを経て、戦略系経営コンサルティングファームのアーサー・D・リトルへ。多忙な本業のかたわら不動産投資を始め、1年で3億円の資産形成に成功。2006年、不動産投資コンサルティングを手がける(株)プレミアム・インベストメント&パートナーズを設立。 『ほったらかし不動産投資で月50万円稼ぐ!(ダイヤモンド社)など、著書多数。

(『THE21』2022年9月号特集「普通のサラリーマンが60歳までに『お金の自由』を手に入れる方法」より)

 

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