中国歴史ドラマに学ぶ! 安野モヨコが語る「幸せをつかむ強い女性」とは

舞台は中国、時は6世紀・南北朝時代。独孤家の三姉妹の末娘・伽羅が隋の初代皇后になるまでを描くドラマ「独孤伽羅~皇后の願い」。安野モヨコさんに、このドラマを通して「強い女性」についてお話をうかがいます。
2016年08月23日 公開
今年7月、『五能線物語 「奇跡のローカル線」を生んだ最強の現場力』(PHP研究所)を上梓した。廃止の危機まで囁かれていた赤字ローカル線が「日本一乗りたいローカル線」へと変身することに成功した、その25年にも及ぶ物語を追った本である。いまでは年間10万人以上が快速列車「リゾートしらかみ」に乗車し、観光シーズンにはチケットが入手困難になるほどの人気路線となっている。
しかし取材を進めるうちに、五能線の再生はたんなる一ローカル線の成功物語に留まらないことに気付いた。五能線という路線が人気になることによって、沿線各地の土地の魅力が掘り起こされ、それらの魅力がつながり、より大きな価値のある「広域観光」へと広がっているのだ。
鉄道会社だけではなく、地元の自治体や企業、住民が連携し、五能線を核としながら、観光客の誘致をたんなる「点」に終わらせず、「線」や「面」へと広げることに成功している。しかもその取り組みを地元の人たちが主導し、ボトムアップ型の地道な努力と創意工夫を積み重ねて実現することで、地域の活性化、生き甲斐の醸成にもつながっている。
観光立国・日本をめざす大きな流れのなかで、地方創生の1つのモデルがここにある。五能線はなぜ成功し、地域全体に大きな影響を与えることができているのか。そのKSF(Key Success Factor=成功の鍵)を探ってみたい。
地方創生の原点は「地方の自立」にあるはずだ。地方を再生する過程でのさまざまな援助、協力は必要であるが、地方創生において何より大事なのは「自分の足で立つ」地方を創り出すことである。安易に中央に依存するのではなく、自分たちでできることはすべてやり切る。その姿勢が地方創生のベースになくてはならない。
よく「町おこし」「村おこし」の話になると出てくるのが「よそ者、若者、ばか者」という言葉だ。外部の視点をもち、客観的な見方ができる「よそ者」、エネルギーに溢れ、チャレンジできる「若者」、信念をもち、実現のためにのめり込むことができる「ばか者」。これら3つの人材がいないと地域おこし、地方創生は成功しない、と指摘する声は多い。
たしかに「ばか者」は必要である。地域おこしのためにのめり込む大きな情熱をもつ人がいなければ、地方創生はありえない。
しかし、「よそ者」「若者」の存在は必ずしも不可欠ではない。「よそ者」と「若者」が揃わなければ地方の活性化はできない、と杓子定規に考えることはとても危険だ。
五能線を観光路線として再生させ、13もの自治体が1つになりながら「広域観光」による活性化を主導しているのは、JRや自治体、地元企業に勤めるおじさんやおばさんたちである。彼らは決して「ホームラン」を狙わずに、こつこつと「ヒット」を積み重ねていく。みんなで知恵を絞り、できることを片っ端からやっていく。
小さなアイデア、努力が積み重なることによって五能線は再生を果たし、北東北は人気の観光エリアになった。地方の自立において何より大事なKSFは、自分の足で立とうとする「精神の自立」である。
舞台は中国、時は6世紀・南北朝時代。独孤家の三姉妹の末娘・伽羅が隋の初代皇后になるまでを描くドラマ「独孤伽羅~皇后の願い」。安野モヨコさんに、このドラマを通して「強い女性」についてお話をうかがいます。
大金がほしいわけではない(いや、もらえるものならほしいが)。ちょっと貯金が増やせたり、日ごろ使えるお金がもう少しあったりしたらいいんだけど…そんなあなたに朗報!
オンラインサロン、アパバレルブランドの展開など、お笑いタレントの枠組みを超えてその「経営手腕」が注目される中田敦彦。著書『労働2.0』発刊によせて、動画メッセージを公開。
弱い心を強くするのも弱くするのも、要は自分の心のあり方次第。心を強くするヒントを松下幸之助の行き方・考え方から学びます。
精密化学品を中心とした化学工業メーカーとして、この低成長の時代に6年連続最高売上げを更新している城北化学工業。その経営哲学にはパナソニック創業者松下幸之助と多くの共通点がある。
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