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政治・外交

2020年01月02日

断末魔の米民主党、トランプ大統領弾劾の愚

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

断末魔の米民主党、トランプ大統領弾劾の愚

断末魔の米民主党、トランプ大統領弾劾の愚

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

※写真はイメージです。 昨年末(12月18日)、米国下院は二つのトランプ大統領弾劾決議案を可決した。 第一の決議は、「ウクライナのゼレンスキー大統領に、米国からの支援金の拠出を保留すると脅して、2020年の大統...

2019年12月31日

米民主党は「弱者のための政党」は本当か

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

米民主党は「弱者のための政党」は本当か

米民主党は「弱者のための政党」は本当か

渡辺惣樹(日米近現代史研究家)

※写真はイメージです。 トランプは、内政(とくに経済)も外交も、無難以上の舵取りで国民を喜ばせている。そうでありながら、彼の政治のほぼすべての場面で民主党は反対に回った。2018年の中間選挙ではたしかに下院だけは...

2019年12月24日

石原莞爾の日記に見えた「満洲鉄道への攻撃構想」

宮田昌明(文学博士)

石原莞爾の日記に見えた「満洲鉄道への攻撃構想」

石原莞爾の日記に見えた「満洲鉄道への攻撃構想」

宮田昌明(文学博士)

満洲事変とは何だったのか…満洲事変から支那事変を経て大東亜戦争に至る日本近代史を、長期的な歴史的文脈の中で、かつ、多面的・複合的な視点から再評価を試みた宮田昌明氏の新著『満洲事変』。 同書にて宮...

2019年12月23日

英国のEU離脱、FTA交渉難航で再び混乱も

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

英国のEU離脱、FTA交渉難航で再び混乱も

英国のEU離脱、FTA交渉難航で再び混乱も

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

( 月刊誌『Voice』2月号では、 産経新聞論説委員で前ロンドン支局長の岡部伸氏が在英3年半の経験を活かし、EUから離脱する英国の今後の動向を分析している。※写真はイメージです) 2019年12月12日の総選挙で...

2019年12月16日

「訪日韓国人が激減」でも、まったく心配いらないワケ

渡邉哲也(経済評論家)

「訪日韓国人が激減」でも、まったく心配いらないワケ

「訪日韓国人が激減」でも、まったく心配いらないワケ

渡邉哲也(経済評論家)

2019年12月10日付『日本経済新聞』朝刊の一面は、大きな話題を呼んだ。「価格が映す日本の停滞 ディズニーやダイソーが世界最安値」という見出しを立て、他の世界都市に比べ、いかに日本のモノやサービスなどの価格が安...

2019年12月12日

警察発表「死者はいない」を香港市民はもう信じない

福島香織(ジャーナリスト)

警察発表「死者はいない」を香港市民はもう信じない

警察発表「死者はいない」を香港市民はもう信じない

福島香織(ジャーナリスト)

ジャーナリストの福島香織氏は、「香港の法治はすでに死んでいる」と断ずる。警察は市民に信用されておらず、警察の暴力は、一般市民や外国人にも無差別に振るわれる、無法状態にあるという。 月刊誌『Voice』12月...

2019年12月10日

激化する香港警察の暴力…デモ隊が見せた「ブルース・リーの精神」

福島香織(ジャーナリスト)

激化する香港警察の暴力…デモ隊が見せた「ブルース・リーの精神」

激化する香港警察の暴力…デモ隊が見せた「ブルース・リーの精神」

福島香織(ジャーナリスト)

ジャーナリストの福島香織氏は、「香港の法治はすでに死んでいる」と断ずる。警察は市民に信用されておらず、警察の暴力は、一般市民や外国人にも無差別に振るわれる、無法状態にあるという。香港は再び法治と自由と民主...

2019年12月04日

習近平が世界地図の上に引いた“2本の線”の意味

日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)

習近平が世界地図の上に引いた“2本の線”の意味

習近平が世界地図の上に引いた“2本の線”の意味

日高義樹(ハドソン研究所首席研究員)

※画像はイメージです。 習近平が打ち出した海の新しいシルクロードというのは、現在のアメリカ海軍の世界戦略を真似た海軍力による中国本土防衛計画である。海のシルクロードとは、すなわちシーレーンの確保である。 ...

2019年11月22日

文政権が引き起こした反乱 韓国の新聞社で勃発した「記事削除事件」

下川正晴(著述業・元毎日新聞ソウル支局長)

文政権が引き起こした反乱 韓国の新聞社で勃発した「記事削除事件」

文政権が引き起こした反乱 韓国の新聞社で勃発した「記事削除事件」

下川正晴(著述業・元毎日新聞ソウル支局長)

韓国釈迦の世代間葛藤を浮き彫りにし、中間層を文在寅政権から離反させた曺国事態(チョグクサテ)。韓国国内の構造的変化を日本のメディアは伝えきれたのか? 元毎日新聞ソウル支局長の下川正晴氏は、月刊誌『Voic...

2019年11月22日

李承晩大統領は反日の政治家ではなかった! ベストセラー『反日種族主義』著者が語る日韓の歴史

李栄薫(ソウル大学元教授)&洪ヒョン(『統一日報』主幹)

李承晩大統領は反日の政治家ではなかった! ベストセラー『反日種族主義』著者が語る日韓の歴史

李承晩大統領は反日の政治家ではなかった! ベストセラー『反日種族主義』著者が語る日韓の歴史

李栄薫(ソウル大学元教授)&洪ヒョン(『統一日報』主幹)

文在寅政権の「官製反日」政策にもかかわらず、韓国でベストセラーになった李栄薫氏(ソウル大学元教授、落星台経済研究所所長)の編著『反日種族主義』。過去にこだわり、賠償請求を繰り返す精神の腐敗はなぜ終わらない...

2019年11月18日

「人殺しが日常」だった16世紀ヨーロッパ…権力者は何を奪い合っていたのか?

倉山満(憲政史研究家)

「人殺しが日常」だった16世紀ヨーロッパ…権力者は何を奪い合っていたのか?

「人殺しが日常」だった16世紀ヨーロッパ…権力者は何を奪い合っていたのか?

倉山満(憲政史研究家)

憲政史研究家の倉山満氏は、今こそ日本は16世紀オランダの法学者、フーゴー・グロティウスの思想に学ぶべきと提唱する。 教皇、皇帝、国王、貴族という一握りの特権階級が支配者だった時代のヨーロッパは「人殺し」...

2019年11月16日

河野克俊&村田晃嗣 「専守防衛を再考せよ」

河野克俊(第五代統合幕僚長)&村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

河野克俊&村田晃嗣 「専守防衛を再考せよ」

河野克俊&村田晃嗣 「専守防衛を再考せよ」

河野克俊(第五代統合幕僚長)&村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

写真:吉田和本 安倍政権「最後の課題」ともいえる憲法改正は今後も重要な論点である。では、自衛隊明記と国防軍の保持は何が違うのか。日本の基本的防衛戦略である「専守防衛」は維持すべきなのか。前統合幕僚長の河野克...

2019年11月16日

欧州に混乱を巻き起こしたロシアの謀略

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

欧州に混乱を巻き起こしたロシアの謀略

欧州に混乱を巻き起こしたロシアの謀略

岡部伸(産経新聞社論説委員/前ロンドン支局長)

※画像はイメージです。 2016年の国民投票でEUからの離脱を決めながら、いまだに退出のかたちを決められず、混沌が続く英国。その対応を巡って混迷をきわめるEUを高笑いで眺めているだろう人物がいる。14 年のク...

2019年11月15日

中国・韓国の“嫌がらせ”から日本を守る「唯一の武器」

倉山満(憲政史研究家)

中国・韓国の“嫌がらせ”から日本を守る「唯一の武器」

中国・韓国の“嫌がらせ”から日本を守る「唯一の武器」

倉山満(憲政史研究家)

憲政史研究家の倉山満氏は、自著『ウェストファリア体制』にて、今こそ日本は16世紀オランダの法学者、フーゴー・グロティウスの思想に学ぶべきと提唱している。 教皇、皇帝、国王、貴族という一握りの特権階級が支...

2019年11月14日

河野克俊&村田晃嗣 「タンカーを自国で防衛するのは当然」

河野克俊(第五代統合幕僚長)&村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

河野克俊&村田晃嗣 「タンカーを自国で防衛するのは当然」

河野克俊&村田晃嗣 「タンカーを自国で防衛するのは当然」

河野克俊(第五代統合幕僚長)&村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

写真:吉田和本 ホルムズ海峡など中東地域の安全確保のため、日本政府は独自の自衛隊派遣を検討している。米国を中心とした有志連合への参加も選択肢にあるなか、日本はいかなる道を進むべきか。前統合幕僚長の河野克俊氏...

2019年11月13日

“反日種族主義”とは何か? 韓国人学者が悲嘆する「韓国の良心の麻痺」

李栄薫(ソウル大学元教授)&洪ヒョン(『統一日報』主幹)

“反日種族主義”とは何か? 韓国人学者が悲嘆する「韓国の良心の麻痺」

“反日種族主義”とは何か? 韓国人学者が悲嘆する「韓国の良心の麻痺」

李栄薫(ソウル大学元教授)&洪ヒョン(『統一日報』主幹)

文在寅政権の「官製反日」政策にもかかわらず、韓国でベストセラーになった李栄薫氏(イ・ヨンフン:ソウル大学元教授、落星台経済研究所所長)の編著『反日種族主義』。過去にこだわり、賠償請求を繰り返す精神の腐敗は...

2019年11月12日

そして中国も北朝鮮も韓国を捨てる

室谷克実(評論家/韓国問題研究家),渡邉哲也(作家/経済評論家)

そして中国も北朝鮮も韓国を捨てる

そして中国も北朝鮮も韓国を捨てる

室谷克実(評論家/韓国問題研究家),渡邉哲也(作家/経済評論家)

※画像はイメージです。 日本に対して強気一辺倒の外交を繰り返してきた韓国。その一方で、中国や北朝鮮には無警戒でいる。特に北朝鮮に対してはさかんに「平和経済」を提案しているが、北朝鮮から返ってくる答えは「ミサイ...

2019年11月12日

「文政権の南北統一論は幻想」 前統合幕僚長と国際政治学者が指摘

河野克俊(第五代統合幕僚長)&村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

「文政権の南北統一論は幻想」 前統合幕僚長と国際政治学者が指摘

「文政権の南北統一論は幻想」 前統合幕僚長と国際政治学者が指摘

河野克俊(第五代統合幕僚長)&村田晃嗣(同志社大学法学部教授)

写真:吉田和本 GSOMIA(軍事情報包括保護協定)破棄の行方が議論を呼んでいる。韓国は近頃、アメリカに配慮してか日本に擦り寄っているが、泥沼の日韓関係は改善するのか。第五代統合幕僚長として自衛隊を指揮した河野克...

2019年11月08日

米朝双方から「お呼びでない」韓国

室谷克実(評論家/韓国問題研究家),渡邉哲也(作家/経済評論家)

米朝双方から「お呼びでない」韓国

米朝双方から「お呼びでない」韓国

室谷克実(評論家/韓国問題研究家),渡邉哲也(作家/経済評論家)

※画像はイメージです。 ここに来て韓国内では、曹国法相辞任をきっかけに「反日」よりも「反文在寅」の声が高まっているが、そうなればなるほど、文在寅政権が国民の目を国外へと逸らすため、さらなる「反日」を仕掛けることも予...

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