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「算数ができる子」の親の共通点とは

2014年11月18日 公開

大迫ちあき(M&C Study room主宰)

《PHP文庫『算数ができる子の親がしていること』より》
 

これがむずかしい! 第一のポイント「待つ」

多くのご家庭を見てきて気づいたことがあります。算数ができる子をもつ親御さんには共通点があるということです。

どんな共通点かと言うと、まず、1つ目は、「待つ」ということです。

子どもが黙って「うーん」と考えているとき、「固まってないで早くやりなさい」と言ったり、我慢できなくて「ここがこうでしょ」とすぐに手と口を出してしまったりした経験はありませんか?

考え込んでいるとき、子どもは一生懸命、脳を使っています。脳を使って考えているときに話しかけるのは、「考えてはいけません」と言っているのと一緒です。

お子さんに思考力をつけたかったら、

「どうすればいいと思う?」
「どうしてそうなるのかな?」

と問いかけて、しばらく無言で待ってあげましよう。
「待つ」って本当に大変ですよね……。口ぐせというより、無言、ということですから。

でもそうすると、子どもは「ああ、考えるってこういうことなんだ」「頭を一生懸命に使うことなんだ」とわかってきます。

考えている間は親もジッと我慢です。
しばらく様子を見ていて、「これはどこから手をつけていいのかわからないんだな」「どう考えたらいいのかわからないんだな」となったとき、そこで「こういうふうにやってみたら?」「これはこうやったらどうなると思う?」と、導く手助けをしてあげてください。

あくまで、「導く」のですよ。お母さんが「待つ」ことができると、子どもは自分の頭で「考える力」をつけていきます。

NGワード
・「まだ?」
・固まってないで早くやりなさい
・ここはこうするんでしょ?

OKワード
・少し考えてごらん
・どうすればいいと思う?

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著者紹介

大迫ちあき(おおさこちあき)

M&C Study room主宰

公益財団法人日本数学検定協会認定数学コーチャー、幼児さんすうエグゼクティブインストラクター。大手個別指導塾で中学受験の算数担当講師として10年勤務。2011年、独立。東京・世田谷で「M&C Study room」を主宰。小学生・中学生に対する算数・数学指導の他、未就学児対象「かず・かたち教室」を開いている。公益財団法人日本数学検定協会認定資格「幼児さんすうインストラクター養成講座」の講師も務める。2人の息子の毋。

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