松下幸之助が創刊した雑誌が、いま、職場で読まれている理由

『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
2019年12月26日 公開
子育てをするうえで、「子どもに対してどう叱ればいいのか」という悩みはつきものです。「叱る」という行為はなかなかに難しく、正解があるわけでもありません。
ただ、叱るときには「親基準」にならないようにすることが大切だというのは、公立中学校でありながらさまざまな教育改革を行っていることで話題の麹町中校長・工藤 勇一氏です。
長年の教育者としての経験や、自身の子育てを通して感じてきた“子どもの叱り方”について聞きました。
※本稿は工藤勇一著『麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること』(かんき出版)より、一部を抜粋編集したものです。
最近は「ほめる育児VS.叱る育児」などと相対する方針のように語られることも多いようですが、「ほめること」も「叱ること」も、親が子どもに伝える大切なメッセージになります。
しかし改めて考えると、どちらも非常に難しいものです。
親として新米の頃は、ほめなければいけないと思ってほめたり、「周りの手前、叱っておかなければ」という気持ちから叱ったりすることもあるかもしれません。
今回は、「叱る」という行為について考えていきましょう。
「叱る」というのは、子どもが問題行動を取っているときに、「やめないといけないよ」というメッセージを伝えるためにすることです。
しかし子どもの立場で考えてみると、叱られれば叱られるほど、「やめなければいけない行動をどうやめるか」より、「叱られている状態からどう抜け出すか」が意識されてしまいます。
また、何をしても同じくらい叱られていると、何が一番大切なことなのか、子どもはわからなくなるのです。そうなると、本来のメッセージが伝わりません。
叱るときには、その子が叱られっぱなしにならないようなバランス感覚が必要です。
麹町中を例に取れば、麹町中では生徒に対して服装の注意は一切しません。「服装の乱れは、心の乱れ」などとよく言われますが、その概念自体がないのです。
服装、頭髪は国や文化によって変わりますし、髪の毛が茶色でも、パーマがかかっていても、上履きのかかとがつぶれていても、たいした問題ではないからです。
そういった些細なことでは叱りませんが、命に関わること、人権に関わることで生徒が問題を起こしたときは、厳しく叱ります。
叱る内容に優先順位があるのです。
『PHP』は、心あたたまるエピソードや感動エッセイが詰まった雑誌。社員の人格形成や職場活性化にも役立つと、現在、全国1,000社以上の職場で愛読されています。
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