佐々木俊尚 ヴァーチャルの進化が企業にもたらす変革とは

「VR」は我々の仕事や生活にどんな影響を与えうるのか。テクノロジーについて豊富な知見を持つ作家・ジャーナリストの佐々木俊尚氏にうかがった。
2020年12月27日 公開
「自宅だと子供がうるさくて気が散ってしまう」「気付いたらスマホをいじっている」…在宅勤務が広がりを見せるなか、このような悩みを持つ人は多いだろう。東大卒整理収納アドバイザーの米田まりな氏は、小学生のときから現在に至るまで自宅作業で成果を上げてきた。
米田氏によれば、ちょっとした心がけで「集中できる空間」は創出できるという。そこで本稿では、仕事・勉強の効率を最大化するための方法を紹介する。
※本稿は、『集中できないのは、部屋のせい。東大卒「収納コンサルタント」が開発! 科学的片づけメソッド37』 (PHP研究所)より抜粋・編集を加えたものです。
自宅だと仕事や勉強に集中できないという人は多いと思います。
本格的に在宅勤務を導入している人だと、自宅で7時間程度(長い人だと12時間以上)ずっと集中し続けることになります。
オフィス勤務の場合は、デスク・会議室・休憩スペースなど、複数のワーキングスペースを使い分けることで気分転換できますが、自宅だとそうはいきません。
誰からも話しかけられることもないし、目に入ってくる景色も基本的に一緒。オフィスと同じように集中したり、気分転換するにも限界があります。
自宅でもメリハリをつけて作業するためには、「変化」が必要です。そこで、小さな「模様替え」をしてはどうでしょうか?
つまり、作業内容に応じて環境を変えてみるのです。
経理処理や何かを書き写すなど集中して作業をしたいときは、視界に入るモノをゼロにすること。 机の上のモノは限りなく排除し、椅子の周りの床も片づけて、自由に椅子を動かせるスペースを確保しましょう。机の上がゼロの状態を「デフォルト」にしておくことが何より重要です。
一方、企画書作成や新規アイディアのブレストといったアウトプット作業のときは、意図的にモノを置いて散らかします。関連する本や、リラックスグッズ・人形など「適度な異物」を視界に入れて、発想を活性化させましょう。
ミネソタ大学のキャスリーン・ヴォース教授も、「散らかったデスクこそが創造力を搔き立てる」という研究結果(※)を発表しています。
集中力と創造力は、相反する部分があります。1つのことに集中することで作業効率は上がりますが、複数のことに漫然と思いを巡らせているときのほうが、じつは新しいひらめきが生まれやすいのです。ポイントは、散らかりが「恣意的(意図的)」であることです。
私は雑貨屋さんのヴィレッジヴァンガードが好きでよく訪れます。一見混沌としているように見える店内でも、お店のレイアウトやセレクトされたアイテムは、お客様が楽しめるように考えて配置されています。
デスクも同じです。アイディアが湧き出てくるような洋書やパンフレットが並んでいる状態と、やり残したタスクを連想させる書類が積み重なった状態では、心地よさは天と地ほど異なります。あえて前者のアイテムを配置するのです。心地よい混沌は、意図的につくります。
机の上がゼロの状態をデフォルトにしておけば、クリエイティブモードに入るときだけ必要なモノを意図的に配置し、集中したいときはモノを片づけるだけでOKです。
作業に集中するのも、クリエイティブなアイディアを練るのも、両方同じ自宅のデスクで実現できれば好都合です。まずはデフォルトをゼロにし、混沌をコントロールしていきましょう。
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ヴァーチャルないしデジタルは、ウィズコロナの社会に欠かせないものとなっています。その発展はますます、ビジネスの可能性を広げることでしょう。
2020年はまさに「コロナ」に振り回された年だった。多くの企業が危機に陥り、厳しい状況は今も続いている。だが、経営コンサルタントとして数多くの企業を指導している小宮一慶氏によれば、この厳しい状況を飛躍のバネとしている企業も多いという。
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商人には好況不況はない、何(いず)れにしても儲けねばならぬ。松下幸之助はに危機をいかにして克服してきたのか。
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